高精細デジタル測定技術と職人の知識を融合させた工芸文化財復元の研究

高清数字测量技术与工匠知识相结合的工艺文化遗产修复研究

基本信息

批准号：
21650053
负责人：
佐藤雅彦
金额：
$ 1.92万
依托单位：
Tokyo National University of Fine Arts and Music
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21650053/
关键词：
デジタル・アーカイブ美術史(工藝)職人復元技術文化財

项目摘要

1.奈良県春日大社御宝物「柏木菟腰刀」の目釘金具の計測撮影昨年度開発した治具とテックサイエンス社Alicona機を使用して計測撮影を行い、その後撮影時の安全性についての考察を機器操作技術者、学芸員、職人とともに考察、検討した。2.Tesco社X線CTスキャン機器においては、刀と刀装具(鐔)の撮影を行い、制作した治具の安全性についての考察と検証を行った。また撮影した鐔データの検証から新たな制作技法に付いての試料が得られた。3.年度後半は計測データの処理、計測治具の改良点をふまえ治具の再設計を行った。昨年度に制作した高精細デジタル測定機器の文化財用治具を用いて撮影測定、データ処理、手順や測定治具の安全性に関する考察を行った。文化財の実撮影では、目的としていた春日大社の御宝物「柏木菟腰刀」の金具部分の3Dデジタル測定が安全に行うことができた。それ以外にも、刀剣のX線CTによる撮影、また表面のテクスチャー撮影のための実験も開発した治具を使用することで安全に行えた。また、刀の鐔についても治具を制作しX線CT撮影を行った。刀の鐔に関しては、3Dデジタルデータの取得だけではなく、新たな鐔の制作技法に関する発見が得られた。この結果により、文化財のデジタル測定の必要性がより望まれる事になると考えられる。その際、今回の研究の成果を基盤に、より汎用性を持った撮影治具、手順についての開発を引き続き行う事が出来る。その他、本研究で取得し処理した3Dデータ、撮影手順についての考察を整理し、情報のアーカイブ、論文等での発表のための資料整理を行った。研究に使用した、Alicona機、Tesco社X線CTスキャン機器での計測撮影で取得したデータについて、データ処理に有する時間が当初の予想より必要となったが、目標とする文化財3D情報は取得し大きな研究の目的は達成できた。

1. 对奈良县春日大社所珍藏的宝物“柏木上越剑”的目木金属配件进行测量和拍摄。使用去年开发的夹具和 TechScience 的 Alicona 机器对目木金属配件进行测量和拍摄，然后我们与操作工程师、策展人和工匠一起考虑和考虑了拍摄过程中设备的安全性。 2.使用Tesco的X射线CT扫描设备，对剑和剑托（锷）进行拍照，并对制造的夹具的安全性进行考虑和验证。此外，通过验证拍摄的锷数据，我们能够获得新生产技术的样品。 3. 下半年，我们对测量数据进行了处理，并在改进的基础上重新设计了测量夹具。使用我们去年为文化财产创建的高清数字测量设备，我们考虑了摄影测量、数据处理、程序和测量夹具的安全性。在文化财产的实际拍摄过程中，我们能够安全地对春日大社的宝藏“柏木上越剑”的金属配件进行3D数字测量。此外，使用开发的夹具可以安全地进行使用X射线CT拍摄剑和拍摄表面纹理的实验。我们还制作了剑锷的夹具并进行了 X 射线 CT 扫描。对于剑锷，我们不仅获得了3D数字数据，还发现了新的剑锷制作技术。这些结果被认为使得对文化财产进行数字测量的需求变得更加迫切。届时，我们可以根据这项研究结果继续开发更通用的成像夹具和程序。此外，我们组织了有关本研究中获取和处理的 3D 数据以及成像过程、存档信息的讨论，并组织了论文发表的材料。研究中使用的Alicona机器和Tesco X射线CT扫描设备通过测量和摄影获得的数据需要比最初预计的处理时间更长的时间，但获得了针对文化财产的3D信息，实现了主要研究目标。