初期発生に関与する形態形成遺伝子のゼブラフィッシュを用いた解析

使用斑马鱼分析参与早期发育的形态发生基因

基本信息

批准号：
10171220
负责人：
日比正彦
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

両生類における背腹軸の決定は、受精に引き続き植物極背側に形成されるNieuwkoopセンター、それにより背側赤道上に誘導されるSpemannオーガナイザーの形成、及びオーガナイザーからの誘導シグナルが重要な役割を果たしていると考えられている。本研究において、ゼブラフィッシュ初期原腸胚より発現cDNAライブラリーを作成し、それより合成したmRNAを受精卵に注入し、ゼブラフィッシュ胚を背側化する新規遺伝子dharmaを同定した。dharmaはpaired型ホメオボックス遺伝子であり、接合遺伝子としては最初期に予定背側部の胞胚細胞に発現し、胞胚期後期には卵黄多核層の胚側に発現が限局することを見い出した。dharma mRNAの受精卵への注入によって、オーガナイザー及びそれに由来する組織が拡大あるいは異所的に形成されたdharma mRNA注入受精卵を用いた卵黄移植実験、dharma mRNAの卵黄への限局注入実験により、dharmaの発現した卵黄多核層は細胞非自律的に近接した胞胚細胞をSpemannオーガナイザーになるよう誘導していることを明らかにした。また、オーガナイザー・中軸中胚葉・前脳形成の形成に異常を有するゼブラフィッシュ変異体bozozokの責任遺伝子がdharmaであることを見い出した。以上の結果より、dharma遺伝子はゼブラフィッシュにおける卵黄多核層背側でのNieuwkoopセンターの形成・機能および中枢神経前部の領域化に重要な役割を担っていることを明らかにした。

两栖动物背腹轴的确定是由受精后在植物背侧形成的 Nieuwkoop 中心、引导至背赤道的 Spemann 组织者的形成以及来自组织者的引导信号决定的。据信是有的。在这项研究中，我们从早期斑马鱼原肠胚胚胎中创建了表达cDNA文库，将合成的mRNA注射到受精卵中，并鉴定了dharma，这是一种导致斑马鱼胚胎背侧化的新基因。我们发现dharma是一个配对同源盒基因，作为合子基因，最早在背侧区的囊胚细胞中表达，在囊胚后期表达定位于卵黄多核层的胚胎侧。阶段。通过将dharma mRNA注射到受精卵中，组织体和源自其的组织被异位扩增或形成。结果表明，卵黄多核层中表达的卵黄多核层非自主诱导邻近的囊胚细胞成为Spemann组织体。我们还发现，dharma 是导致斑马鱼突变体 bozozok 的基因，该突变体在组织器、中轴中胚层和前脑形成方面存在异常。上述结果表明，dharma基因在斑马鱼卵黄多核层背侧Nieuwkoop中心的形成和功能以及前中枢神经系统的区域化中发挥着重要作用。