明刊通俗戦記小説の形成における金元代山東軍閥社会の影響-「楊家将演義」を端緒に

晋元王朝山东军阀社会对名堪同族战纪小说形成的影响——从“杨家将戏”说起

• 批准号: 07J06913
• 负责人: 松浦 智子
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2007
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2007 至 2008
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07J06913/
• 关键词: 明刊通俗戦記小説; 楊家将演義; 金元華北地域社会; 北方系物語; 元代碑文; 楊家將演義; 金元代華北地域; 北方軍事勢力; 金元代戯曲文物、碑文

本研究は、多民族が流動・衝突する金元華北の軍事社会に生じた"異文化と武力世界"に関わる各現象が、北方系の英雄を題材にとる明刊通俗戦記小説の形成過程に、如何に関与していたかを考察するものである。昨年度(H19)に引き続き、宋代山西の英雄・楊家一門の活躍を描く「楊家将演義」(『北宋志伝』『楊家府演義』)を研究対象の中軸とした本年度(H20)は、主に2008年3月に楊家将の故地である山西省で行ったフィールド調査で得た情報の分析を進めた。具体的には、元の中期頃に楊家将の末裔を称する楊懐玉なる人物によって建てられた楊忠武祠に伝存する、元の天暦二年と泰定元年に繋年される二つ碑文を検証した。結果、この二つの碑文に記される山西楊氏の系譜が、『宋史』を始めとする史書系統に書かれる系譜とは大きく異なる一方で、元雑劇や小説といった通俗文芸に描かれる楊家将の系譜に近いものとなっている事を見いだした。ここから報告者は、楊家将の故事に見える世代累積型の体系が、これまで考えられていたよりも早い元の中期頃に、北方中国である程度形成されていたという新知見を得るに至った。この検証結果は、これまで文学研究分野で殆ど等閑視されてきた金、元北方の地域社会が、小説を始めとする俗文学の形成に与えた影響力の大きさを解明する重要な糸口に繋がると考えられる。本成果は、2008年10月に京都大学で行われた日本中学学会で「「楊家将」物語の形成過程について-山西省楊家祠堂の元碑、家譜を手がかりに-」として口頭発表し、更にこの発表を元に手直しを加えた原稿に沿って、2008年11月に中国武漢大学で開かれた「明代文学与科挙文化国際学術研討会」で「"楊家将"故事形成史資料考-以山西楊忠武祠的文物史料爲線索」として発表した。後者で発表した原稿は、2009年夏に出版される論文集に掲載予定である。

本研究探讨多民族流动碰撞的华北晋源军事社会中发生的与“异文化、武装世界”相关的各种现象如何反映在以北方英雄为题材的明观诸族战记小说的形成过程中。作为他们的主题，以及他们如何参与。延续去年（H19），今年（H20）以“杨家总演”（《北宋志登》、《杨家演​​》）为主，讲述了杨家英雄、杨家英雄的丰功伟绩。宋代山西地区 我们对2008年3月在杨氏家族的发源地山西省进行的实地调查所获得的信息进行了分析。具体来说，我们检查了杨忠武祠内保存的两块天六二年和泰定元年的碑文。杨忠武祠是元代中期杨怀玉所建，自称是杨家将军后裔。因此，这两块碑文所记载的山西杨氏族谱虽然与《宋史》等史书所记载的家谱有显着差异，但与元杂剧、发现与将军的血统很接近。由此，主持人有了新的认识：杨家帅故事中的累积代制度，在元朝中期左右，在中国北方就已经形成了某种程度，比之前想象的还要早。这一考察的结果为阐明迄今为止在文学研究领域中基本上被忽视的晋族和前北方族群对包括小说在内的通俗文学的形成的影响程度提供了重要线索。被认为存在某种联系。该成果在京都举行的日本中学研究会上以“论杨家帅故事的形成过程——以山西杨氏神社的原始碑和家史为基础”进行了口头报告。 2008年10月大学。据此公告修订根据修订稿，2008年11月，在中国武汉大学召开的“明代文学与考试文化国际学术会议”上，“明代故事形成史料述评” 《杨家将》出版为《文史资料集》。后者提交的手稿将收录在将于 2009 年夏季出版的论文集中。

项目成果

試論《征播奏捷伝通俗演義》之形成和其背景

《征服与传播论文》的形成背景

• 发表时间: 2007
• 作者: 坂井 健男;山田 健一;富岡 清;松田能文;Yoshifumi MATSUDA;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;金野 純;金野 純;金野 純;金野純;松浦 智子;松浦智子;松浦智子;松浦 智子
• 通讯作者: 松浦 智子

時事小説『征播奏捷伝通俗演義』の成立とその背景-もう一つの「楊家将」物語

时事小说《正盘庄杰登同族演义》的立项与背景——又一个“杨家将”的故事

• 发表时间: 2008
• 期刊: 『早稲田大学大学院文学研究科紀要』 第53輯・第二分冊
• 作者: 坂井 健男;山田 健一;富岡 清;松田能文;Yoshifumi MATSUDA;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;金野 純;金野 純;金野 純;金野純;松浦 智子
• 通讯作者: 松浦 智子

"楊家将" 故事形成史資料考-以山西楊忠武祠的文物史料爲線索

《杨家将》传说形成的史料考证——西阳忠武祠文物史料指南

• 发表时间: 2008
• 作者: 坂井 健男;山田 健一;富岡 清;松田能文;Yoshifumi MATSUDA;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;金野 純;金野 純;金野 純;金野純;松浦 智子;松浦智子
• 通讯作者: 松浦智子

「楊家将」物語の形成過程について-山西楊家祠堂の元碑、家譜を手がかりに-

关于“杨家将”故事的形成过程——以山西杨氏祠堂原碑及家史为蓝本——

• 发表时间: 2008
• 作者: 坂井 健男;山田 健一;富岡 清;松田能文;Yoshifumi MATSUDA;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;松田 能文;金野 純;金野 純;金野 純;金野純;松浦 智子;松浦智子;松浦智子
• 通讯作者: 松浦智子