カルロ・カルラのジオット論

卡洛·卡拉的乔托理论

• 批准号: 07710026
• 负责人: 野村 幸弘
• 金额: $ 0.64万
• 依托单位: Gifu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1995
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1995 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07710026/
• 关键词: カルロ・カルラ; ボッチョ-ニ; 未来派; ジョルジョ・デ・キリコ; 形而上派; ジョット

20世紀初頭に始まる実験的でラディカルな芸術上の試み-フォーヴィスム、キュビスム、未来派、シュプレマティスム、ダダなど-は、早くも1910年代いっぱいで行き詰まることになった。その反動として1920年代に現れたのがいわゆる「古典回帰」である。カルロ・カルラもその例外ではなく、前衛的な未来派が終息したあと、ジョルジョ・デ・キリコに接近し、形而上派としてシュルレアリスムの運動に連動して行く。未来派のボッチョ-ニや形而上派のデ・キリコがドイツの美術と思想に大きな影響を受けていたのと同じように、カルラ自身もドイツの美術史学の最新の成果を取り入れながら、自国イタリアの絵画伝統を検証し始める。そのドイツ側に立った視点が彼独自のジョット評価につながって行ったと推測される。キュビスムを経た後のピカソも、シュプレマティスムを経た後のマレーヴィッチにしても、結局、自国の美術伝統を受け継ぐ方向で制作を続けた。その点ではカルラも同様だが、ただカルラの場合は、彼の絵画作品に直接過去の巨匠たちの影響が見られるわけではない。むしろ過去の作品のなかから現代的な造形価値を発見しようとする彼の批評活動の方にその姿勢を窺うことができる点がきわめてユニークなのである。実践的な創作活動をみずからの批評行為によって支えて行くという現代作家のひとつの典型を彼が作り出したということができる。

20世纪初开始的实验性和激进的艺术尝试——野兽派、立体主义、未来主义、至上主义、达达主义等——早在1910年代末就陷入了死胡同。作为对此的回应，所谓的“古典回归”在 20 年代出现。卡洛·卡拉也不例外，在前卫未来主义落幕后，他接近乔治·德·基里科，并以形而上学家的身份与超现实主义运动联系在一起。正如未来主义者博乔尼和形而上学主义者德基里科深受德国艺术和思想的影响一样，卡拉本人在借鉴德国艺术史的最新成果的同时，也开始审视自己的祖国意大利的绘画传统。据推测，德国方面的这种观点导致了他对乔托的独特评价。无论是经历过立体主义的毕加索，还是经历过至上主义的马列维奇，最终都朝着继承本国艺术传统的方向继续创作。卡拉在这方面是相似的，但就卡拉而言，过去大师的影响并不能直接在他的画作中看到。相反，他的独特之处在于他试图从过去的作品中发现当代艺术价值，从而体现出他的批判态度。可以说，他创造了现代作家以自身批判行动支撑实践创作活动的典型范例。