X線暗視野法による新しい整形外科的画像診断法の開発と臨床応用

X射线暗场法骨科影像诊断新方法的开发及临床应用

基本信息

批准号：
18791040
负责人：
國定俊之
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

屈折原理を用いる「X線暗視野法」を利用して、さまざまな関節(解剖体)の撮影を行った。被写体として、皮膚や筋肉などの軟部組織が付着したより生体に近い状態で撮影するため、御遺体より摘出した各関節標本を撮影し、正確に軟骨が撮影可能な条件設定を試みた。単純X線と同様に、どのように関節を配置し、どの方向でX線を照射するかが、きれいな関節軟骨の撮影の重要なポイントになるため、将来の臨床応用のためにも、個々の関節での最適な撮影方法を設定する必要がある。肩、指および膝関節の撮影を行った。肩関節は関節軟骨が撮影可能であるかの実験であったため、肩関節に関節症変化の少ない関節を選んで撮影した。その結果、我々の開発したX線暗視野法で正確に関節軟骨の撮影が可能であることが証明された。そこで膝関節の撮影では、軟骨変性の撮影を目指し、変形性関節症を認める膝関節を用いた。肩関節と同様に、入射角度を変化させることにより、膝関節の関節軟骨を撮影することができた。しかし、膝関節では、関節内に半月板や靭帯が存在し、関節軟骨の面積も大きいため、肩関節と同じ条件ではきれいな関節軟骨の像が得られなかった。そこで、X線暗視野法の装置の改良を行った。この改良により、暗視野の条件をより安定させることが可能となり、より解像度の高い画像の撮影が可能となった。さらに、視野も90×99mmと拡大され、より大きな被写体の撮影も可能となった。この改良と平行して、数回のマシンタイムを使って膝関節の関節軟骨の撮影を行い、実験を重ねることで、解像度の高い膝関節の関節軟骨の撮影が可能となった。また、preliminaryであるが、断層撮影を行なうことに成功した。最終的な被爆量は、通常の腰椎の単純X線像とほぼ同等の被爆量が達成されており、安全面でも問題のないことが証明された。

使用X射线暗场方法拍摄了各种关节（解剖），该方法使用折射原理。为了在靠近生命体的状态下拍摄比柔软的组织（例如皮肤和肌肉）的对象，我们拍摄了从体内提取的每个关节标本，并试图设置允许准确的软骨的条件。就像简单的X射线一样，如何安排关节以及照射X射线的哪个方向是对美丽关节软骨进行成像的重要点，因此有必要为每个关节设置最佳成像方法，以备将来的每个关节。拍照的肩膀，手指和膝关节。该实验是为了确定是否可以为肩关节拍照的关节软骨，因此我们选择了一个关节，其肩关节关节炎变化较少并拍照。结果，已经证明，我们开发的X射线暗场方法可以准确捕获关节软骨。因此，在拍摄膝关节时，我们使用了表现出骨关节炎的膝关节，旨在拍摄软骨变性。与肩关节相似，通过改变入射角，拍摄了膝关节的关节软骨。然而，在膝关节中，弯月面和韧带存在于关节内，关节软骨的区域很大，因此在与肩关节相同的条件下无法获得关节软骨的美丽图像。因此，X射线暗场系统得到了改进。这种改进使得使黑暗场状况更稳定成为可能，从而可以捕获更高分辨率的图像。此外，视野已扩大到90 x 99毫米，使得可以拍摄较大的主题。与这种改进同时，我们使用了几个机器时间来拍摄膝关节处的关节软骨，并进行了重复的实验，使得可以以高分辨率在膝关节处拍摄关节软骨。此外，尽管这是初步的，但我们还是成功地执行了断层扫描。最终的曝光量几乎与普通的腰部简单X射线图像相同，并且已被证明是安全的。