先スペイン期アンデスにおける環境利用のあり方の再検討

重新审视前西班牙安第斯山脉的环境利用

• 批准号: 18820043
• 负责人: 渡部 森哉
• 金额: $ 1.66万
• 依托单位: Nanzan University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18820043/
• 关键词: アンデス; ペルー; ワリ; カハマルカ; 環境利用

2006年8月下旬から9月上旬にかけて約3週間に亘り、ペルー共和国カハマルカ県サン・パブロ郡に位置するパレドネス遺跡において発掘調査を実施した。同遺跡は、地表から建築物が観察でき、それらが1999、2000、2004年に発掘調査を実施したタンタリカ遺跡の建築物と類似した特徴を示していることから、チムー期(A.D.1200-1450)、インカ期(A-D.1450-1532)に属すると想定していた。しかし、発掘調査の結果、それよりも古いワリ期(A.D.600-900)の遺跡であることが判明した。ワリ期はペルー南高地のアヤクーチョ地方に位置するワリ遺跡を中心にワリ国家が台頭した時期であり、北はカハマルカ地方まで勢力を伸ばした。ワリの支配下で各地の民族集団が移動させられたが、そうした状況の下で建設されたのがパレドネスであると考えられる。遺跡の付近には植民地時代に採掘された鉱山があることから、鉱物採取活動を行った人々が生活していた場であると考えられる。またパレドネス遺跡では、チュルパと呼ばれる塔状の地上墳墓が確認された。チュルパはインカ期に広い範囲に分布するが、その起源は不明であったが、今回の発見により少なくともワリ期にまで遡ることが実証された。しかしカハマルカ地方チュルパがアンデス最古であるかどうかは今後他の地域のデータと照らし合わせて確認する必要がある。パレドネス遺跡ではカハマルカ文化カハマルカ中期のカオリン土器、海岸カハマルカと呼ばれる土器群、ペルー北海岸のモチェ文化の要素を備えた土器、またボリビアのティワナク文化の土器と類似した器形の土器などが確認されている。また、多数の金属製品も出土した。今後、出土遺物の詳細な分析を行い、パレドネス遺跡の性格を解明する。また、パレドネス遺跡が位置するヘケテペケ川中上流域には他にもチュルパを伴う遺跡が確認されている。平成19年度には周辺の遺跡分布調査を行い、パレドネス遺跡の位置づけを確認する予定である。

2006年8月下旬至9月上旬，在秘鲁共和国卡哈马卡州圣巴勃罗县的帕雷多内斯遗址进行了大约三周的发掘调查。从地面上可以观察到该遗址的建筑物，其特征与1999年、2000年和2004年挖掘的坦塔利卡遗址相似。推测它属于印加时期（公元1450年） -1532）。然而，挖掘的结果发现，该遗址的历史可以追溯到更早的瓦里时期（公元600-900年）。瓦里时期是瓦里民族崛起的时期，以秘鲁南部高地阿亚库乔地区的瓦里遗址为中心，其影响力向北延伸至卡哈马卡地区。在瓦里统治下，来自不同地区的族群被迁移，帕雷多内斯被认为是在这种情况下建立的。由于遗址附近有一个殖民时代挖掘的矿井，因此人们认为这里是从事矿物开采活动的人们居住的地方。此外，在帕雷多内斯遗址，还发现了一座名为“chulpa”的塔形地上坟墓。 Chulpa在印加时期分布广泛，但其起源不明，但这一发现证明它至少可以追溯到瓦里时期。然而，卡哈马卡的查尔帕是否是安第斯山脉最古老的，需要通过与其他地区的数据进行比较来确认。帕雷多内斯遗址中发现了卡哈马卡文化中期卡哈马卡时期的高岭土陶器、卡哈马卡海岸陶器群、带有秘鲁北海岸莫切文化元素的陶器以及形状与蒂瓦纳库陶器相似的陶器玻利维亚文化已得到证实。还出土了大量金属制品。未来将对出土文物进行详细分析，以阐明帕雷多内斯遗址的特征。此外，在帕雷多内斯遗址所在的赫克特佩克河中上游，还确认了其他带有chulpas的遗址。 2007年，我们计划对周边遗址分布进行调查，确定帕雷多内斯遗址的位置。

项目成果

Una aproximacion a la cultura Cajamarca : su relacion con otras culturas

卡哈马卡文化的近似：与其他文化的关系

• 发表时间: 2006
• 期刊: Espiga II Etapa 9
• 作者: Watanabe;Shinya
• 通讯作者: Shinya