貨幣経済における賦課年金制度の維持と消費税政策に関する研究

货币经济下维持现收现付养老金制度与消费税政策研究

• 批准号: 17730197
• 负责人: 松崎 大介
• 金额: $ 1.09万
• 依托单位: Okinawa International University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17730197/
• 关键词: 消費税; 賦課年金; 貨幣経済; 賦課年金制度; 経済成長

本研究の成果は,以下の3点にまとめられる.第1に,本研究の扱うWeil-Blanchard型の世代重複経済における貨幣動学モデルでは,消費税率の増加は,その純粋な効果として,貨幣拡張率が低い(高い)金融引き締め(緩和)政策下において経済成長率を減退(増進)させることが示された.これは以下の理由による.まず,消費税の引き上げにより,家計の持つ実質の手元流動性が減少するため,実質貨幣需要が増大する.次に,世代重複経済の場合,実質貨幣保有量の増加による機会費用効果と資産効果が,金融政策の程度により各々異なる大きさで資産蓄積に作用を及ぼす.そのため,消費税の成長への効果は,金融政策の程度に依存することがモデルの上で示された.第2に,消費税収を世代間で任意の程度に再分配できるモデルを構築し分析を行った.その結果,世代間における税収の再分配が強い場合,金融政策の程度によらず,消費税の引き上げは経済成長を増進することが示された.第3に,この経済に年金制度を導入し,その財源に年金保険料と消費税を用いた場合について,数値シミュレーションにより分析を行った.特に,家計は生誕からg期までの期間は若年世代として給与の一定割合を年金保険料として老年世代に支払い,その後は既存の若年世代から年金を受けとる経済を考察する.この下で,まず,消費税率を増加させ,増加した税収分だけ年金保険料を減少させる政策を分析した.解析の結果,他の条件が一定であれば,年金財源を年金保険料から消費税に移行する政策は,経済成長率が高められることが示された.これは,世代間の再分配効果が強く働く結果である.次に,年金保険料を一定として,消費税率の引き上げにより老年世代への年金額を引き上げる政策を分析した.この場合,あるgの下では,金融引き締め(緩和)政策下において,消費税の引き上げにより経済成長率は減退(増進)することが示された.

本研究的结果可以概括为以下三点：首先，在本研究涉及的Weil-Blanchard型重叠发电经济的货币动力学模型中，消费税税率的增长幅度较低（较高）。 ）事实证明，货币紧缩（宽松）政策下经济增速下降（上升）。这是由于以下原因。一是消费税上调减少了家庭持有的实际流动性，实际货币需求增加。其次，在代际重叠经济的情况下，由于实际货币持有量增加而产生的机会成本效应和财富效应，根据货币政策的程度不同，会不同程度地影响资产积累。因此，消费税对增长的影响这取决于货币政策的力度。其次，我们构建并分析了一个允许消费税收入在代际间进行任意程度再分配的模型。结果发现，当税收收入在代际间的再分配较强时，无论货币政策的程度如何，消费税将促进经济增长。第三，我们用数值模拟的方法，分析了在这个经济中引入养老金制度，以养老保险费和消费税作为其财政资源的情况。特别是，家庭预算从出生到G期的时期是年轻一代和我们会考虑一个经济体，其中工资的一定比例作为养老保险费支付给老年人，然后从现有的年轻一代那里领取养老金。在这种情况下，我们首先提高消费税税率并缴纳养老保险费我们分析了降低成本的政策。分析结果表明，假设其他条件不变，养老资金从养老保险费转向消费税的政策会提高经济增长率，这是由于代际再分配效应强的结果。的，我们分析了通过提高消费税税率来增加老年人养老金金额的政策。在这种情况下，在一定g​​下，在货币紧缩（宽松）政策下，经济增长率因消费税而下降（上升）事实证明确实如此。

项目成果

貨幣経済における世代重複モデルと消費税政策

货币经济中的代际重叠模型与消费税政策

• 发表时间: 2005
• 期刊: 経済研究 第56巻第3号
• 作者: 浦坂純子;西村和雄;平田純一;八木匡;松崎大介
• 通讯作者: 松崎大介