電気炉加熱昇華-誘導結合プラズマ発光分析を利用した生体内超微量元素測定法の開発

电炉加热升华-电感耦合等离子体发射光谱法体内超痕量元素测定方法的建立

基本信息

批准号：
05770245
负责人：
横井克彦
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1993
资助国家：
日本
起止时间：
1993 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05770245/
关键词：
誘導プラズマ発光分析電気炉超微量元素錫ルビジウムラット

项目摘要

近年、栄養学的観点から微量元素への関心が高まっている。しかしながら、生体内微量元素(超微量元素を含む)の測定法や微量元素栄養状態の判定およびその生理作用は、研究途上である。本研究では、電気炉加熱昇華法を誘導結合プラズマ発光分析に応用し、超微量元素の測定を目指した。さらに、微量元素欠乏動物を作製し、その生理作用への影響を検討した。既設の発光プラズマ分析装置にアナログ出力端子を設置し、電気炉の加熱瞬間原子化(フラッシュアトマイジング)をトリガーとして高速レコーダーに出力を記録した。錫単味溶液では、約50倍程度の感度の上昇が認められた。共存元素の存在によってバックグラウンド発光の増強が認められた。オキシ塩化ジルコニウムによる共沈法では、さらにバックグラウンド発光が増強し、ジルコニウムによるメモリー効果を生じ、不適当であった。バックグラウンドの共存元素による上昇は、有機溶媒抽出-溶媒揮発除去によって防止でき、生体試料の分析に応用可能である。錫欠乏飼料にて飼育したラットには、血漿中トリグリセリドの上昇およびコレステロールとリン脂質の低下が認められ、錫が正常な脂質代謝の維持に関与していることが示唆された。また、ルビジウム欠乏飼料にて飼育したラットには、血漿カリウム濃度の上昇や血漿中尿素窒素の上昇が認められ、ルビジウムの不足によって腎機能が低下することが示唆された。

近年来，从营养角度来看，人们对微量元素的兴趣有所增加。但体内微量元素（包括超微量元素）的测定方法、微量元素营养状况的测定及其生理作用仍在研究中。在本研究中，我们旨在通过将电炉加热升华方法应用于电感耦合等离子体发射光谱法来测量超痕量元素。此外，我们还培育了微量元素缺乏的动物，并检查了它们对生理功能的影响。在现有的发光等离子体分析仪上安装模拟输出端子，以电炉的瞬时雾化（闪光雾化）为触发，将输出记录在高速记录仪上。在纯锡溶液中，观察到灵敏度增加了大约 50 倍。由于共存元素的存在，观察到背景发光的增强。使用氯氧化锆的共沉淀法是不合适的，因为背景发光进一步增强并且锆引起记忆效应。通过有机溶剂萃取和溶剂蒸发可以防止共存元素导致的背景增加，可应用于生物样品的分析。喂食缺锡饮食的大鼠血浆甘油三酯升高，胆固醇和磷脂水平降低，这表明锡参与维持正常的脂质代谢。此外，在喂食缺乏铷饮食的大鼠中，观察到血浆钾浓度和血浆尿素氮增加，这表明肾功能由于缺乏铷而下降。