世代間倫理の実践的理論構築:近代社会における未来記述の意味論的解明

代际伦理的实践理论建构：现代社会未来描述的语义阐释

• 批准号: 05J10309
• 负责人: 池田 和弘
• 金额: $ 2.05万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05J10309/
• 关键词: 環境倫理; 規範理論; 世代間倫理; 環境問題; 社会理論; 社会学; 環境倫理学

本年度は関東社会学会第55回天会において、「自然の内在的価値をめぐる議論の構図」という題で報告を行った。この報告は、環境倫理学において自然保護の最終根拠のひとつとして議論されている自然の内在的価値について、その議論の構図を分析したものである。アメリカを中心とする環境倫理学は、人間中心主義と非人間中心主義という二項対立をめぐって展開してきた。自然それ自体の価値としての内在的価値を論理整合的に説明することは、非人間中心主義のひとつの戦略ポイントとなっている。内在的価値をめぐる議論は、ホームズ・ロルストンIII世を中心とする客観主義的な価値論と、ベアード・キャリコットを中心とする主観主義的な価値論の2つに大別される。客観主義的な価値論は、有機体には自身を維持するために必要なものを判別する価値論的な機能が備わっており、それによって内発的に世界を切り開いていく自己維持システムであることに注目する。他方、主観主義的な価値論は、価値は人間が対象に指向的に付与するものであり、そうした価値は対象それ自体のための価値でありうるという形で、物理的な世界に直接価値を置かずに内在的価値を説明する。しかし、客観主義的な価値論も主観主義的な価値論も、内在的価値の根拠は最終的には自然科学的に与えられており、価値という社会科学的な用語を用いる理由は別のところにあると考えられる。主観主義的な価値論は人為の結果として自然が破壊されたことに注目しており、すでに介入してしまったことが自然界への倫理的な介入の根拠となっている。他方、客観主義的な価値論はその見かけとは異なり、人間を頂点としたピラミッド状の分布として価値が分布するとされ、価値ある人間を自然が産み出したことに介入の根拠を置いている。自然科学の言語で語れる自然を倫理で考えなくてはならないのは、人間と自然の間にすでに関係が成立しており、人間の行為によって変化するからである。現在、上記の議論を主要な論点のひとつとし、また3年間の研究の成果をまとめるべく大きな論文を執筆中である。世代間倫理の実践的な理論構築をめざした本研究は、当初、近代社会における未来記述を問うものであったが、研究の進展とともに、時間の中で過去と未来を開き、過去と未来から開かれる現在の人間の関係性を問うものへと変化した。「現在の」人間ではないものとしての未来世代への倫理と、現在の「人間」ではないものとしての自然への倫理を両軸として、環境問題の自明性を解除しつつ環境倫理のメタ条件を考えるという形で論文を作成中である。

今年，我在第55届关东社会学学会会议上做了题为“自然的内在价值争论的结构”的报告。本报告分析了有关自然内在价值的辩论结构，自然内在价值被讨论为环境伦理中自然保护的最终依据之一。以美国为中心的环境伦理学是围绕人类中心主义和非人类中心主义的二分法发展起来的。对自然本身内在价值的逻辑一致的解释是非人类中心主义的战略要点之一。关于内在价值的讨论大致可分为以霍姆斯·罗尔斯顿三世为中心的客观主义价值理论和以贝尔德·卡利科特为中心的主观主义价值理论。客观主义的价值论认为，有机体具有价值论功能，决定了维持自身所需的东西，并且它们是自我维持的系统，通过这一点在内部打开了世界。另一方面，主观主义价值论认为，价值是人类定向赋予物体的东西，这种价值可以是物体本身的价值，而这种价值并不直接依附于物理世界而无法解释内在价值。放置它。然而，无论是客观主义价值论还是主观主义价值论，内在价值的基础最终都是在自然科学中给出的，而使用社会科学术语“价值”的原因则被认为是不同的。主观主义价值理论关注的是人类活动对自然的破坏，而它已经干预的事实是对自然世界进行伦理干预的基础。另一方面，客观主义价值论则与其表象相反，认为价值呈金字塔状分布，人处于最顶端，其介入的基础是自然产生了有价值的人。自然，可以用自然科学的语言来谈论，之所以必须从伦理的角度来考虑，是因为人与自然之间已经建立了一种关系，并且这种关系会因人类的行为而发生变化。目前，我正在写一篇大论文，将以上述讨论为重点，总结我三年的研究成果。这项旨在构建代际伦理实践理论的研究，最初质疑如何描述现代社会的未来，但随着研究的进展，它及时打开了过去和未来，并转变为质疑当今人与人之间的开放关系。环境伦理的元条件是基于子孙后代的伦理，而不是“当前的”人类，以及自然伦理，而不是“当前的人类”，同时提高了环境问题的明显性。我目前正在根据我对此的想法写一篇论文。

项目成果

自然の内在的価値をめぐる議論の構図

关于自然内在价值的争论的结构

• 发表时间: 2007
• 作者: Naoto Isaka;Kazuhiko Ohashi;Makoto Saito;河本 和子;相川陽一;相川陽一;相川陽一;佐藤 美弥;佐藤 美弥;佐藤美弥;佐藤美弥;御園 敬介;宮崎 裕助;宮崎 裕助;宮崎 裕助;宮崎 裕助;宮崎 裕助;宮崎 裕助;宮崎 裕助;宮崎 裕助;宮崎 裕助;宮崎 裕助(共著);宮崎 裕助(共著);宮崎 裕助(共著);杉之原 真子;杉之原 真子;池田 和弘
• 通讯作者: 池田 和弘