都市域・都市郊外地域におけるヒドロキシルラジカルの大気寿命

城市和郊区羟基自由基的大气寿命

• 批准号: 05J06324
• 负责人: 西田 哲
• 金额: $ 2.11万
• 依托单位: Gifu University (2007)Tokyo Metropolitan University (2005-2006)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05J06324/
• 关键词: 大気化学; 光化学反応; OHラジカル; 対流圏オゾン; 森林観測; 植物由来揮発性有機化合; 窒素酸化物; ヒドロキシルラジカル; 大気寿命; 光化学オキシダント; 大気の酸性化; 物理化学; 反応性; 大気化学; 光化学反応; OHラジカル; 対流圏オゾン; 森林観測; 植物由来揮発性有機化合; 窒素酸化物; ヒドロキシルラジカル; 大気寿命; 光化学オキシダント; 大気の酸性化; 物理化学; 反応性

本研究では未だ明らかになっていない都市域、都市郊外地域におけるヒドロキシルラジカルの消失過程に関与している化学種を明らかにすることが目的である。ヒドロキシルラジカルの大気中での反応機構の解明により、現在、大きな問題となりつつある対流圏オゾンの濃度増加の問題解決にも貢献できると考えている。ヒドロキシルラジカルの大気寿命を、他の微量化学種と同時に測定を行うことにより、どのような微量化学種が、ヒドロキシルラジカルの消失過程や対流圏オゾンの生成過程に大きく影響しているかを見積もることが出来る。そのために17年度、18年度と定期的に都市郊外地域にあたる東京都八王子市の首都大学東京構内での観測を行ってきた。また、17年はドイツのユーリッヒ研究センター内に設置された人工的に支配された環境下で観測を行うことの出来る光化学実験チャンバーで観測を行い、18年度は、森林域にあたる北海道苫小牧市の北海道大学苫小牧研究林でヒドロキシルラジカルの大気寿命測定を行った。19年度は都市域である東京都江東区にある東京都環境科学研究所で観測が行われたが、申請者の岐阜大学への異動により、この観測には準備段階のみの参加となった。これら観測の結果の解析を行い、ヒドロキシルラジカルの消失過程を支配する反応相手が地域によってどのように異なるかの検討を行った。その結果、森林域での観測結果から、植物起源の物質由来の未同定の化学物質がヒドロキシルラジカルの反応に大きく影響していることがわかった。このことは揮発性有機化合物の大気への放出を考える上で人為起源の物質だけでなく植物起源の物質についてもきちんと検討する必要があることを示している。

这项研究的目的是澄清尚未揭示的城市地区和郊区羟基自由基消失的化学物种。通过阐明大气中羟基自由基的反应机制，我们认为它也可以有助于解决增加对流层臭氧浓度的问题，这目前正成为一个主要问题。通过同时测量羟基自由基的大气寿命与其他痕量物种，可以估计哪种痕量物种对羟基自由基消失过程和对流层臭氧产生的过程产生了重大影响。为了实现这一目标，我们定期在2017年和2018年在东京市的东京大都会大学校园进行观察，这是该市的郊区。 2017年，在一个光化学实验室中进行了观察，可以在安装在德国研究中心内的人工控制的环境中观察到，并在2018年，在霍克卡多大学（Hokkomai University of Hokkaido University in Tomakomai Research Forest）在霍科马伊市的霍科马伊市，霍科基摩市，森林地区的Tomakomai Research Forest进行了羟基自由基的寿命。 2019年，在东京沃德（Koto Ward）的东京大都会环境科学研究所（Tokyo Ward）进行了观察，这是一个城市地区，但由于申请人转移到GIFU大学，此观察只是准备阶段的一部分。分析了这些观察结果，并检查了结果，以确定管理羟基消失过程的响应伙伴如何因地区而异。结果，森林地区的观察结果表明，源自植物起源物质的未鉴定化学物质对羟基自由基的反应有重大影响。这表明，在考虑将挥发性有机化合物释放到大气中时，不仅需要仔细考虑人为物质，还要考虑植物性物质。