先史アンデス文明における物質文化と社会変化との動態的な相互関係の研究

史前安第斯文明物质文化与社会变迁的动态相互关系研究

基本信息

批准号：
05J03077
负责人：
鶴見英成
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Saitama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05J03077/
关键词：
文明先史遺跡発掘文化人類学考古学ペルーアンデス

项目摘要

本研究は南米ペルー北部のヘケテペケ川中流域を調査地とし、先史アンデス文明形成期(紀元前2500〜50年)におけるこの地域の社会動態を解明することと、それを通じて物質文化と社会との動態的な相互関係を明らかにすることを目的とする。平成17年度までにペルー共和国カハマルカ県コントゥマサ郡ヨナン=テンブラデーラ村にてラス・ワカス遺跡をはじめとする形成期遺跡群を発掘調査してきたが、平成19年度は昨年度に引き続き、各遺跡から出土した土器の分析を現地にておこなった。また、日本にてラス・ワカス遺跡から得られた炭化物試料計5点を、放射性炭素年代測定法により年代測定した。結果、形成期各時期に対応する、整合性の高い絶対年代値が得られた。これと土器編年・建築編年をあわせることにより、ラス・ワカス遺跡とこの地域における形成期の社会変化について、より詳細に分析した。また日本において、建築や地形を含めた景観を、コンピュータを用いたGIS(地理情報システム)の手法で分析し、空間利用の通時的変化について社会動態との関係から説明を試みた。具体的には、ヘケテペケ川中流域の地形と、ラス・ワカス遺跡および周辺諸遺跡の建築の測量データを統合した3次元モデルの作成を行い、さらにそれを用いて可視領域分析、流量分析をおこない、景観的要素および地形的要素から一帯の空間構造の社会性を解明した。さらに以上の研究成果を総括し、博士論文を執筆した。

这项研究旨在在史前安第斯文明时期（公元前2500 - 50年）阐明该地区的社会动态，并通过这项研究阐明物质文化与社会之间的动态关系，并阐明物质文化与社会之间的动态关系。到2005年，我们挖掘和调查了包括Las Huacas废墟在内的形成性废墟，包括Yonan-Tenbradera村，秘鲁Cajamarca县孔纳马萨地区，秘鲁，我们分析了2007年，我们分析了去年在去年的每个废墟中挖掘出的陶器。此外，使用放射性碳日期，总共将日本从LAS Huacas废墟获得的五个碳化物样品进行了日期。结果，获得了高度一致的绝对年龄值，与形成周期的每个阶段相对应。通过将其与陶器和建筑一年相结合，我们更详细地分析了该领域形成期间的Las Huacas废墟和社会变化。在日本，使用基于计算机的GIS（地理信息系统）方法分析了包括建筑和地形在内的景观，并试图根据其与社会动态的关系来解释空间使用的历时变化。具体而言，我们创建了一个三维模型，该模型整合了中部Heketepeke河流域的地形，以及Las Huacas废墟和周围废墟的建筑，然后用它来分析可见的区域和流速，以阐明该地区从景观和地形元素中空间结构的社会性质。他还概述了上述研究结果，并撰写了博士学位论文。