洪水イベント堆積物"ハイパーピクナイト"の認定基準の確立

制定洪水事件矿床“异重矿”认证标准

基本信息

批准号：
05J01656
负责人：
齋藤有
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

滋賀県の更新統古琵琶湖層群堅田累層の堆積層解析を行い,その一部が湖成三角州の地層であることを明らかにした.その三角州累重の内,約5〜10mの水深で堆積したと推定される層準に見られる4枚のタービダイト(混濁流堆積物)砂層の詳細な粒度分析を行った結果,それらは下部で逆級化(上方粗粒化),上部で正級化(上方細粒化)することがわかった.このことは砂層が初め増大した後減衰する混濁流によって堆積したことを示す.そのような流れの変化は河川流量が洪水時に徐々に増大しやがて減衰して終わることに対応させることができる.したがってそれら砂層を河川洪水起源の混濁流であるハイパーピクナル流の堆積物,"ハイパーピクナイト"と認定し,日本地質学会第112年学術大会で発表した.島根県宍道湖の斐伊川河口沖で採取されたジオスライサーコア試料には植物片を多量に含む砂層が多数含まれる.波浪の弱い宍道湖では沿岸流や地衡流が有効な堆積作用であったとは考えにくく,斐伊川以外に堆積物供給源はないため,砂層は斐伊川の洪水排出による堆積物と解釈される.全砂層の粒度分析の結果,陸側の砂層ほど逆級化,沖側ほど正級化が卓越する傾向が明らかになった.この結果はInternational Symposium on Fluvial and Coastal Disastersで発表した.ハイパーピクナル流の濃度変動を検証する実験を行った.水路の水より低温の,一定濃度の実験混濁流を一定流量で長時間流した.熱は対流によって伝わり,伝導は無視できるため,初期温度との差は水路の水による実験流の希釈の程度を反映する.したがって流れの温度を計測することによってその濃度変動を間接的に捉えることができる.温度データのフーリエ解析の結果,約50秒の有意な変動周期が検出され,変動が内的に発生することが示唆された.この結果は,第17回国際堆積学会で発表した.

我们对滋贺县更新世古琵琶湖群卡塔组的沉积层进行了分析，通过对在滋贺县发现的四个浊积岩（浊流沉积物）砂层进行详细的粒度分析，发现其部分是湖泊三角洲地层。在推测它们沉积的地平线上，我们发现它们是结果发现，砂层在顶部呈逆级配（向上粗化）和规则级配（向上细粒化），这表明砂层是由先增大后减弱的浊流变化而沉积的。与洪水期间河水流量逐渐增加相对应，最终衰减并结束。该砂层被鉴定为“重重岩”，是一种异重流沉积物，是一种源于河流洪水的浊流，在日本地质学会第112届学术会议上公布。在比井川河口沿岸采集岛根县宍道湖的地质切片岩芯样本中含有许多含有大量植物碎片的砂层。水流或地转流不太可能是有效的沉积机制，并且除了日井川之外没有其他沉积物供应源，因此沙层被解释为是由日井川的洪水排放而沉积的。粒度分析结果表明，砂层向陆地一侧呈逆级配，向近海一侧呈正级配。这一结果与国际上的结果一致。河流与海岸研讨会在灾难中发表。我们进行了一个实验来验证异重流中的浓度波动。浓度恒定且温度低于通道中水的实验浑浊流以恒定流速长时间流动。热量通过对流传递，传导为由于与初始温度的差异可以忽略不计，因此通道中的水对实验流的稀释为因此，通过测量流体的温度，可以间接捕获浓度波动。对温度数据进行傅立叶分析的结果，检测到约50秒的显着波动周期，表明波动是内部引起的。该结果在第十七届国际沉积学学会上发表。