ターネレラフォーセンシスが有する酵素を分子標的とした治療法開発のための基礎的研究

以分子靶向Ternella fornsis所拥有的酶为目标的治疗方法开发的基础研究

• 批准号: 16791334
• 负责人: 玉谷 香奈子
• 金额: $ 2.82万
• 依托单位: The University of Tokushima
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16791334/
• 关键词: Tannerella forsythensis; トリプシン様酵素; 歯周病; ターネレラフォーセンシス; ペプチド抗体; 歯周病原性細菌

Tannerella forsythensisは歯周病の進行に深く関与していると考えられている細菌と同様にトリプシン様酵素を有している。しかしながら、多くの病原性を示すこの酵素がそれぞれの菌にどの程度由来するのか、それぞれの菌の産生する酵素が同様の病原性を示すのかは明らかにされていない。本研究ではTannerella forsythensisが産生するトリプシン様酵素タンパクのN-末端アミノ酸解析を行った。方法としてTannerella forsythensis ATCC43037から分離精製したトリプシン様酵素を電気泳動した後、転写、切り出しを行いエドマン法によるN-末端アミノ酸配列の分析を行った。決定したN-末端アミノ酸配列からペプチド鎖を合成しトリプシン様酵素に対する特異的な抗体を2種類作製した。作製した抗体を用いて、免疫電子顕微鏡により本酵素の菌体における局在を調べ、細胞膜に存在することを明らかとした。また、抗体のTannerella forsythensisへの歯周病原性細菌に対する特異性を確認するため、Porphyromonas gingivalis、Treponema denticolaなどのトリプシン様酵素産生菌をはじめとするいくつかの歯周病原性細菌のその酵素と交差反応を示さないことを確認した。歯周病患者の歯肉溝滲出液における本酵素の測定方法を確立し、歯周病患者の歯肉溝滲出液中の本酵素の定量を行って、歯周病の臨床症状との関係を検討するため、ELISA法の確立を行っている。本抗体は他の歯周病原生細菌よりTannerella forsythensisが産生するトリプシン様酵素に、より特異性が高いことより、臨床応用が期待される

与其他被认为与牙周病进展密切相关的细菌一样，福赛坦纳氏菌也具有类似胰蛋白酶的酶。然而，目前尚不清楚这种表现出多种致病特性的酶在多大程度上源自每种类型的细菌，以及每种类型细菌产生的酶是否表现出相似的致病特性。在本研究中，我们分析了福赛坦纳菌产生的类胰蛋白酶蛋白的 N 末端氨基酸。作为方法，将从福赛坦纳菌ATCC43037中分离纯化的胰蛋白酶样酶进行电泳，然后转录并切除，并通过Edman法分析N末端氨基酸序列。根据确定的N末端氨基酸序列合成肽链，并产生两种类型的胰蛋白酶样酶特异性抗体。使用制备的抗体，我们通过免疫电子显微镜研究了这种酶在细菌细胞中的定位，并发现它存在于细胞膜中。此外，为了确认针对福赛坦纳氏菌的抗体的特异性，我们将该酶与多种牙周病原菌（包括牙龈卟啉单胞菌和齿垢密螺旋体等产生胰蛋白酶的细菌）进行杂交，结果确认没有反应。建立测定牙周病患者龈沟液中该酶的方法，定量牙周病患者龈沟液中该酶，并检查其与牙周病临床症状的关系，因此，我们正在建立ELISA方法。该抗体对福赛坦纳菌产生的类胰蛋白酶的特异性高于其他牙周病原菌，因此有望在临床上应用。