障害者・高齢者のためのSTサービスの導入スキームに関する研究

残疾人和老年人ST服务引进方案研究

基本信息

批准号：
16760428
负责人：
松中亮治
金额：
$ 2.24万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2005
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16760428/
关键词：
STサービス障害者・高齢者交通行動実態調査

项目摘要

本研究では,障害者・高齢者などの移動制約者を対象とした公共交通機関を補完する個別輸送システムとしてSTサービスを取り上げ,道路運送法第80条第1項の規制緩和に伴い,2004年4月より実施されているNPO等を主体とした福祉有償運送サービス利用者を対象としたアンケート調査を実施した.アンケート調査は,通院など高齢者・障害者に顕著に見られる移動目的や,デイサービスなど代替サービスの有無やその利用状況,乗降介助や付き添いの必要性の有無といった移動制約者自身の個人属性のほか,送迎や介助・付き添いを依頼できる家族の状況など,移動制約者の交通行動に影響を及ぼしていると考えられる要因や最近の交通行動実態を明らかにすることができるよう設計し,2004年,2005年の両年において実施した.さらに,STサービスを利用した実際の交通行動を調査・分析し,障害者・高齢者など移動制約者の交通行動特性を定量的に明らかにするとともに,STサービス導入時に発生する需要量を算定するために,福祉有償運送サービスを実施している事業者の協力を得て,各事業者の運行記録を収集した.そして,アンケートならびに運行記録を集計・分析した結果,・STサービスを利用した移動は都市部では移動全体の約3割を,地方部では約4割を占め,施設の送迎,家族の送迎と並ぶ主要な移動手段となりつつあること・STサービスの利用形態は都市部と地方部で異なり,都市部では,家族や知人の送迎がない移動制約者が新たな外出の手段として利用し,地方部では,家族や知人の送迎がある移動制約者が,家族・知人送迎の代替交通手段として利用する傾向にあること・現時点の外出の数%がSTサービスの導入によって新たに誘発されたものであることなどを明らかにした.さらに,既存事業者の運行実績をもとに,車両や運転手の手配がつかないなどの理由から登録者からの移送依頼を断る件数を一定割合以下にするために必要な実稼動車両数を算定し,移動制約者の需要に対応したSTサービス導入・運営スキームを検討した.

在本研究中，我们重点关注 ST 服务，作为个人交通系统，补充残疾人和老年人等行动不便人士的公共交通。自 4 月以来，该服务主要由非营利组织等实施。针对有偿福利交通服务的使用者对帮助或陪伴的需求进行了问卷调查。除了行动不便人士的个人属性（例如在场或不在场）外，我们还将阐明被认为影响行动不便人士交通行为的因素，例如可以请求交通、援助的家庭成员的状况和陪伴，以及当前的交通行为状态，2004 年。此外，我们还对使用ST服务的实际交通行为进行了调查和分析，定量明确了残疾人、老年人等行动不便人群的交通行为特征，并计算了引入ST服务时会产生的需求量为了实现这一目标，我们与提供福利性收费交通服务的公司合作，收集了各公司的运营记录。通过问卷调查以及对运营记录的汇总和分析，我们发现：城市地区，约 30% 的出行是在在日本，它约占交通成本的40%，与往返设施和家庭成员的交通一样，正在成为主要的交通方式。ST服务的使用模式因城乡而异，在城市地区，为家人和朋友提供的交通工具被行动不便的人们作为一种新的外出方式，在农村地区也被使用。因此，需要接送家人或朋友的行动不便人士倾向于使用它作为接送家人或朋友的替代交通工具，而目前的外出活动中有几成是由它的引入新诱导的。此外，现有业务运营商。根据ST的运营历史，我们考虑了满足公众需求的ST服务介绍和运营方案。