工業雇用減少時代における日本の機械工業集積の変動とその地域的差異に関する研究

产业就业衰退时代日本机械产业集聚变化及其区域差异研究

• 批准号: 15720198
• 负责人: 鹿嶋 洋
• 金额: $ 1.47万
• 依托单位: Mie University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15720198/
• 关键词: 工業雇用; 工業集積; 機械工業; 基盤的技術産業; 鋳物業; 労働力移動; シフトシェア分析; 地域的差異; シフトウェア分析

本年は,以下の2つの研究を進めた.第1に,基盤的技術産業の実態把握を行った.グローバル化とともに,基盤的技術産業部門では,雇用減少や技術空洞化など多様な問題が現れている.そこで三重県桑名鋳物業を対象に現地調査を実施し,他の鋳物産地の動向も調査した.日本の鋳物生産は90年代以降落ち込んだが,自動車や工作機械の輸出好調を受け,ここ数年は回復基調にある.鋳物業の分布は大都市集中傾向を示し,愛知,埼玉,大阪などに集積地がある.機械向け鋳物の比重が高い愛知などに対し,機械向け以外(日用品や建設資材など)の比重が高い桑名では停滞傾向が強まっている.その背景として,安価な海外製品の流入,地元機械メーカーの海外展開,90年代後半以降の公共事業削減の影響が挙げられる.その中で,桑名では生産機能の海外移管や国内での高付加価値化に取り組んでおり,外国人労働力の活用も進めている.桑名では,産地としての一体性が弱まる中で,各社が独自の戦略でグローバル化に対応しようとしている点が明らかになった.この結果は2005年10月の経済地理学会大会で報告した.第2に,地方工業都市における労働者の流動状況の分析を行った.工業労働力を扱った地理学的研究では,非集計レベルの独自のデータに基づく精緻な分析が数多く蓄積されているが,十分な規模をもった調査は決して多くはない.そこで,小規模な地方工業都市における工業労働力の定着過程を,亀山市の企業従業員へのアンケートから分析した.結果,分工場の現地化により従業員の定着が進んだこと,その一方で地元労働市場への依存度は低下したことが明らかになった.これは工場機能の高度化による労働力需要の変化を反映しており,会社には定着するが,必ずしも亀山市には定住しない傾向が浮き彫りになった.この背景には,生活環境への不満,通勤圏の拡大などが影響している.この結果は2005年9月の日本地理学会大会で報告した.

今年我们开展了以下两个研究项目：第一，我们调查了基础技术产业的实际情况，随着全球化的发展，基础技术产业面临着就业下降、技术空心化等各种问题。我们的目标是三重县桑名铸造业。我们对其他铸造产区进行了实地调查和趋势调查。日本的铸造产量自20世纪90年代以来一直在下降，但近年来由于汽车和机床出口的强劲，一直呈复苏趋势。铸造行业的分布显示出向大城市集中的趋势，如爱知、埼玉、大阪等与机械相关铸件比例较高的爱知县相比，非机械相关产品（日用品、建筑材料等）比例较高的桑名市却出现了海外涌入的停滞趋势。本地机械制造商的扩张,这是由于自 90 年代末以来公共工程项目削减的影响。在此期间，桑名致力于将生产功能转移到海外并增加国内附加值，并促进使用外国劳动力。生产区域的团结性减弱，很明显，每个公司都在试图用自己独特的战略来应对全球化。这一结果在2005年10月的经济地理学会会议上进行了报道。 其次，我们对区域工业城市的工人流动状况进行了调查和分析。出来，处理工业劳动力。尽管地理学研究中已经积累了许多基于分门别类的独特数据的详细分析，但对龟山市工业劳动力的形成过程的研究却并不多。基于对公司员工的问卷调查进行分析。结果显示，分厂的本地化提高了员工的保留率，同时由于功能的复杂性而降低了对当地劳动力市场的依赖。日本地理学会会议上发表的报告显示，人们倾向于留在公司，但不一定定居在龟山市。 2005年9月。