サンゴ年輪の1000年分析による海洋の10年〜100年スケール変動現象解析

利用珊瑚树年轮 1000 年分析来分析海洋 10 至 100 年尺度波动

基本信息

批准号：
15710010
负责人：
阿部理
金额：
$ 2.43万
依托单位：
Nagoya University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度は主に以下の二項目を行った。1.宝島サンゴ試料の採取及び年輪解析:黒潮本流の東シナ海から太平洋への出口に当たる鹿児島県トカラ列島の南端に位置する宝島において、サンゴ群体の分布調査及び試料の採取を行った。試料は、宝島西岸の約100m沖の水深7m付近に存在する体高5mのハマサンゴ属のサンゴ群体で、頂部から3.5m深までを回収することができた。採取されたコアを研究室に持ち帰って、3mm厚に切り出し、軟X線撮影をしたところ、平均約7mm/年の成長速度であり、ほぼ500年の記録を保持していることがわかった。来年度以降、さらに残りの1.5mを回収することによって、全体で約.700年の海洋記録を復元できる可能性がある。また、頂部70cmについては、0.5mmごとに粉末試料の削り出し作業が終了した。2.与那国島サンゴ試料の同位体分析:2001年に与那国島北西岸沖100mの水深17mから採取された体高130cmのハマサンゴ群体について、90年分の炭素・酸素同位体比を分析した。本試料の平均成長速度は13mm/yであり、全体で90年の年輪を有していた。1999年から二年間サンゴ群体の隣に水温記録計を設置し、同期間の酸素同位体比結果から水温-酸素同位体比の関係式を構築したところ、これまでの研究とほぼ同じ傾き(酸素同位体比変化/水温変化)が得られた。この式を用いて、全90年分の酸素同位体比を水温に換算したところ、過去90年間で0.3℃の水温上昇があったことがわかった。全球平均表面海水温の上昇は過去100年間で約0.5度とされている。この違いは地域的特性のほかに本試料の採取地点は水深17mであり、表面海水温(SST)ではなく、表層海水温(SLT)を反映していることも要因として考えられる。さらに、2003年6月に石垣島で採取した体高4mのハマサンゴ群体について、コアカットと軟X線撮影を行い、年輪解析をしたところ、470年の年輪、8.5mm/年の成長速度を有していることがわかった。

今年，我们主要进行了以下两个项目：1。收集塔卡吉玛珊瑚样品和戒指的分析：我们研究了珊瑚群的分布，并在Takarajima上收集了位于Kagoshima县Tokara Archipelago南端的Takarajima的样品，这是从库罗什奥（Kuroshio）大河流河道的东部中国大海河流河口。该样品是一个5m高度的珊瑚木河群，位于塔卡拉吉马西海岸约100m的深度附近，可从顶部350万的深度恢复。收集到的核心被带回实验室，切成3毫米厚，然后进行软X射线柔软射线，发现增长率约为7mm/年，并且记录了将近500年。通过从明年开始收集剩余的150万，可能会恢复大约700年的海洋记录。此外，对于顶部的70厘米，粉末样品每0.5毫米剃用一次。 2。对Yonaguni岛珊瑚样品的同位素分析：分析了90年的碳 - 氧同位素比例，分析了130厘米高的100m水中的130厘米高，17m深，距离Yonaguni岛西北海岸100m的17m深处。该样品的平均增长率为13 mm/y，总环为90年。从1999年开始，在珊瑚组旁边安装了水温录音机两年，水温 - 氧同位素比率是由同一时期的相同氧同位素比的结果构建的，导致较大的相同的斜率（与先前的研究一样，氧同位素比/变化的氧气比率变化）。使用该方程式，总计90年的氧同位素比被转化为水温，发现过去90年的水温升高为0.3°C。在过去的100年中，全球平均水平海温升至约0.5度。除区域特征外，这种差异还可以归因于以下事实：样品收集点深17m，反映了表面海温（SLT）而不是表面海温（SST）。此外，2003年6月在Ishigaki岛上收集的一个4m重量的珊瑚群进行了核心切割和软X射线，并进行了环分析，发现环的增长率为470年，每年8.5 mm。

项目成果

期刊论文数量（5）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Shock-induced isotope evolution of hydrogen and carbon in meteorites.

冲击引起陨石中氢和碳的同位素演化。

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
Geophysical Research Letters 32
影响因子：
0
作者：
K.Mimura;M.Okamoto;T.Nakatsuka;K.;Sugitani;O.Abe
通讯作者：
O.Abe

Seasonal variation in the triple oxygen isotopes and gross oxygen production in the Sagami Bay, central Japan.

日本中部相模湾三重氧同位素和总产氧量的季节变化。

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
Limnology and Oceanography 50(2)
影响因子：
0
作者：
Sarma VVSS;Abe O.;Hashimoto S.;Hinuma A.;Saino T.
通讯作者：
Saino T.

Management for daily analyses of various stable isotope samples of water HyARC, Nagoya University, Japan

水的各种稳定同位素样品的日常分析管理 HyARC，日本名古屋大学

DOI：
发表时间：
期刊：
Proceedings of the International Symposium on Quality Assurance for Analytical Methods in Isotope Hydrology (In press)
影响因子：
0
作者：
Sarma VVSS;Abe O.;Hashimoto S.;Hinuma A.;Saino T.;Members of management committee of analytical system for water isotopes at HyARC
通讯作者：
Members of management committee of analytical system for water isotopes at HyARC

Abe O., Yoshida N.: "Partial pressure dependency of 17O/16O and 18O/16O of molecular oxygen in the mass spectrometer"Rapid Communications in Mass Spectrometry. 17. 395-400 (2003)

Abe O.，Yoshida N.：“质谱仪中分子氧 17O/16O 和 18O/16O 的分压依赖性”质谱快速通讯。