形式意味論的アプローチに基づく自然言語の解明およびその概念的・方法論的基礎の検討

基于形式语义方法的自然语言阐释及其概念和方法基础的检验

基本信息

批准号：
04J07530
负责人：
峯島宏次
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Keio University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度は、現代論理学の手法に基づいて、自然言語の意味論および文法(統語論)の研究を行い、その成果を論文として発表した。また、意味論と語用論のインターフェイスに関する研究を行い、その成果を学会発表・論文の形で公表した。今年度の補助金は、主に、学会での研究発表のための旅費、及び、研究に関連する哲学・言語学・論理学の文献の購入費に当てられた。1.自然言語の意味論と文法の関係について、カテゴリー文法の観点から研究した。カテゴリー文法の枠組みを、(i)初期分析哲学におけるフレーゲ、ラッセルの文形成の理論、(ii)ギーチの型変換規則に基づく拡張、(iii)ゲンツェンの証明論と接合させたランベックの研究、という3つの段階において確認した。その上で、証明論的手法(とりわけ自然演繹)に基づく枠組みが、(a)カリー・ハワード対応を介して、タイプ理論に基づく従来の意味論の枠組みと自然に結びつくこと、(b)それによって、日本語・英語の具体的分析の場面で豊かな応用可能性を有していることを確認した。この成果に基づき、自然言語の文法・意味論研究における現代論理学の意義-とくに証明論的手法の意義-を概観した論文「自然言語と論理」を発表した。2.意味論と語用論のインターフェイスに関して、(a)指示的表現と述語的表現の区別が、発話解釈における語用論的推論の適用範囲に重要な制約を与えていること、(b)その帰結として、関連性理論の基本的テーゼである「言語的決定不十分性のテーゼ」に制限があることを明らかにした。この成果は、2005年7月にイタリアで開催された第9回国際語用論学会において発表され、論文(「叙述名詞句と語用論的解釈-自由拡充プロセスにたいする意味論的制約をめぐって」)として公表された。なお、この成果は、西山佑司氏(慶應義塾大学)との共同研究に基づくものである。

今年，我们基于现代逻辑方法对自然语言的语义和语法（句法）进行了研究，并发表了论文。我们还对语义和语用之间的接口进行了研究，并以会议报告和论文的形式发表了研究结果。今年的资助主要用于在学术会议上展示研究成果的旅费以及购买与研究相关的哲学、语言学和逻辑学文献。 1.我从范畴语法的角度研究了自然语言的语义和语法之间的关系。范畴语法的框架基于（i）早期分析哲学中弗雷格和罗素的句子形成理论，（ii）基于吉奇的类型转换规则的扩展，以及（iii）兰贝克结合根岑的证明理论的研究在三个方面得到了证实。阶段。在此基础上，基于证明理论方法（特别是自然演绎）的框架（a）通过柯里-霍华德对应关系与基于类型论的传统语义框架自然地连接起来，并且（b）从而证实了该方法在日语和英语的具体分析领域具有丰富的应用潜力。基于这一结果，他发表了题为《自然语言与逻辑》的论文，概述了现代逻辑在自然语言语法和语义研究中的意义，特别是基于证明的方法的意义。 2. 关于语义学和语用学之间的接口， (a) 指称表达和谓语表达之间的区别对语用推理在话语解释中的应用范围产生了重要限制； “语言不充分决定论”，这是关联理论的一个基本论题。这一成果于2005年7月在意大利举行的第九届国际语用学会议上发表，并在一篇论文（《表语名词短语和语用解释——关于自由扩展过程的语义约束》）中公布为。该结果基于与西山雄二（庆应义塾大学）的联合研究。