戦間期オーストリアにおける教育改革に関する総合的研究

两次世界大战期间奥地利教育改革的综合研究

• 批准号: 04J00489
• 负责人: 伊藤 実歩子
• 金额: $ 0.38万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-04J00489/
• 关键词: オーストリア; 1920年代; 教育方法; カリキュラム; 評価; 労作教育; 郷土科; 事実教授

本年度前半(4月1日〜9月23日)にかけては,ウィーン大学教育学研究科を中心としてのフィールドワークによる資料収集に従事した。ウィーンでは,資料収集の他に,大学内外の先行研究者と面会し,資料からはよみとることのできない知見をたくさん得た。その概要を述べる。そもそもオーストリアの教育史は,1980年代になってまとめられたという経緯がある。その中で戦間期オーストリアの教育改革史は,現在のオーストリアの政治体制,すなわち保革対立の構造で語られることが多く,これらの分析が十分になされているとは言い難い。その中でウィーン大学教授のオレヒョフスキーは,これまでのような政治構造による解釈ではなく,改革を教育学の枠組みで解釈しようと述べている。改革を教育実践の枠組みで読み解こうとする私の立場に近いといえる。その成果を帰国後,ひとつの形にしたものが,目標・評価学会自由研究発表「戦間期オーストリアにおける評価改革」である。ここでは評価改革が指導と評価を一体化させた教育実践を促進する要因のひとつとなったことを明らかにした。研究計画のもう一本の柱として,ウィーン郊外の公立小学校(フォルクスシューレ)での授業研究を行った。これは戦間期の郷土科の実践に着目している関係から事実教授の授業を長期的に観察,記録した。'事実教授と戦間期の郷土科の教育内容にはかなり関連性があり,その点については,「オーストリアの郷土科および事実教授カリキュラムにおける「図面と地図」単元の歴史的変遷--戦間期オーストリアの学校改革からの伝統--」(京都大学大学院教育学研究科紀要,第51号,2005年掲載予定)で明らかにした。

今年上半年（4月1日至9月23日），我主要在维也纳大学教育研究生院进行实地调查，收集数据。在维也纳，除了收集资料之外，我还结识了大学内外的前辈研究人员，获得了很多从资料中无法获得的知识。我将对此进行概述。首先，奥地利教育史是在20世纪80年代编撰的。两次世界大战期间奥地利教育改革的历史常常是从奥地利当前的政治制度，即保守与改革冲突的结构来讨论的，很难说已经得到了充分的分析。维也纳大学教授奥列霍夫斯基表示，改革应该在教育学的框架内进行解释，而不是之前基于政治结构的解释。可以说，这个立场与我自己的立场很接近，试图从教育实践的框架来解读改革。返回日本后，他在目标与评估协会发表的题为“两次世界大战期间奥地利的评估改革”的独立研究报告中将其结果付诸实践。本研究表明，评价改革已成为推动教学评价一体化教育实践的因素之一。作为研究计划的另一个支柱，我们在维也纳郊区的一所公立小学（Volksschule）进行了课程研究。由于本研究主要关注两次世界大战期间的地方研究实践，因此我对Fact教授的课程进行了长时间的观察和记录。 “两次世界大战之间的事实教学和地方研究的教育内容之间存在相当大的相关性，在这方面，请参阅“奥地利地方研究和事实教学课程中‘绘图和地图’单元的历史变化。 ——20世纪90年代奥地利学校改革的传统”（京都大学教育研究生院学报，第51期，计划于2005年出版）。

项目成果

オーストリアの郷土科および事実教授カリキュラムにおける「図面と地図」単元の歴史的変遷--戦間期オースリアの学校改革からの伝統-

奥地利地方研究和事实课程中“绘图和地图”单元的历史变化 - 两次世界大战期间奥地利学校改革的传统 -

• 发表时间: 2005
• 期刊: 京都大学大学院教育学研究科紀要 51号(印刷中)
• 作者: 堂薗淑子;大平幸代(共);京都大学国文学・中国文学研究室;雪合来堤 馬合木堤;雪合来提馬合木提;伊藤 実歩子
• 通讯作者: 伊藤 実歩子