アイデンティティの政治-インド・ビハール州 1985-1995-

身份政治-印度比哈尔邦 1985-1995-

• 批准号: 03J10100
• 负责人: 中溝 和弥
• 金额: $ 2.11万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-03J10100/
• 关键词: インド; 政治変動; アイデンティティの政治; 下院議員選挙; 州議会選挙; 上位カースト; 後進カースト; ビハール; カースト; 農村

最終年度となる今年度は、過去二年間に行った現地調査の取りまとめに専念した。インド国ビハール州の三県(ポジョプール県、マデプラ県、バガルプール県)で行った現地調査は、「アイデンティティの政治」台頭をめぐる三つの局面、すなわち宗教アイデンティティ、カースト・アイデンティティ、階級アイデンティティの政治争点化が典型的に起こった場所での調査であり、これらの事例研究を、独立後のインド政治全体の文脈でどのように位置づけ、解釈したらよいか、という点に関心を注いできた。そのため、内外の二次文献を収集することはもちろん、アジア経済研究所などに出張を行って、マイクロ資料や統計資料などの一次文献、新聞、雑誌記事などの収集に務めた。同時に成果の進捗状況を、所属機関内で定期的に行われる研究会で発表し、参加者の批判を仰ぎながら公表へ向けて着々と準備を進めてきた。かなり書き進み、残念ながら現時点(2006年3月下旬)では成果を公刊するに至ってはいないものの、来年度早々には形にする予定である。議論の焦点を簡単に紹介しておくと、インド政治における政党システムの変化は三つの段階を経てきたと考えることができるが、本研究で扱う第二期から第三期の変わり目にアイデンティティの政治が噴出し、暴動の時代が訪れた。両者の関係、すなわち政治変動と暴動・暴力がどのような関係に立つか、なぜ両者が重なるのか、というリサーチ・クエスチョンを立て、仮説の検証を行っている。なるべく早期に成果を形にすることが今後の課題である。(了)

今年是最后一年，致力于整理过去两年进行的实地调查。在印度比哈尔邦的三个地区（波乔普尔、马德普拉和巴加尔普尔）进行的实地研究揭示了围绕“身份政治”兴起的三个方面：宗教身份、种姓身份和阶级身份的政治争论。在独立后印度政治的整体背景下定位和解释这些案例研究。为此，他除了收集国内外二手文献外，还前往发展经济研究所等地收集微观材料、统计资料等一手文献以及报纸、杂志文章。同时，他在所在机构定期召开的研究会议上介绍了成果的进展，一边接受与会者的批评，一边稳步做好发表的准备。我们在写作方面已经取得了相当大的进展，遗憾的是我们目前（2006 年 3 月下旬）尚未公布结果，但我们计划明年初公布。简单介绍一下讨论的焦点，可以说印度政治的政党制度变革经历了三个阶段的爆发，并迎来了骚乱时期。我们制定关于两者关系的研究问题，即政治变革与骚乱和暴力之间的关系是什么，两者为何重叠，并正在检验假设。未来的挑战是尽早产生结果。 （完全的）