青年期における主観的無気力感と抑うつに関する人格心理学的研究

青少年主观冷漠与抑郁的人格心理学研究

• 批准号: 03J02972
• 负责人: 下坂 剛
• 金额: $ 0.45万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-03J02972/
• 关键词: 主観的無気力感; 抑うつ; 基本的信頼感

抑うつに関する研究は,Freud, S.に始まる精神分析的研究,Beck, A.の抑うつの認知理論がよく知られるが,精神分析理論にもとづく抑うつの検討は,実証的レベルでは十分になされていない。抑うつに関しては,ベック抑うつ質問紙(Beck, Ward, Mendelson, Mock, ＆ Erbaugh, 1961)をはじめ,多くの測定尺度が開発されている。本研究では,主観的無気力感が抑うつに影響を及ぼす過程に位置する予備的兆候に関して,精神分析的視点による検討を試みるため,まず,抑うつの認知社会心理学的研究に関する文献レビューを詳細に行った。本研究では,谷(1998)で示唆された基本的信頼感と抑うつとの関連について,既述した抑うつの諸尺度の文献的検討を踏まえた上で,概念間の関連性についての理論的構築を行うことを目的とした。本研究で意図する仮説モデルは,基本的信頼感から主観的無気力を媒介として抑うつへと影響する因果関係と,基本的信頼感のみが抑うつに影響する経路とが想定される。理論的には,基本的信頼感が抑うつを規定する程度に比べ,主観的無気力が抑うつに直接影響を及ぼす程度は強くないと考えられる。こうしたモデルの理論的妥当性を明らかにするため,本研究では,Erikson (1959)の漸成発達理論に関する詳細な文献的研究を行った。それに並行し,Klein (1975)の対象関係論や土居(1971)の甘え理論などいくつかの重要な精神分析理論について,詳細に文献的研究を行った。こうした基礎的研究は,今後の実証的モデル生成段階への土台となると考えられる。

抑郁症的研究以弗洛伊德，S.和贝克，A.的抑郁认知理论为起点，以精神分析研究而闻名，但基于精神分析理论的抑郁症研究在实证层面上还没有得到充分的开展。关于抑郁症，已经开发了许多测量量表，包括贝克抑郁问卷（Beck，Ward，Mendelson，Mock，＆Erbaugh，1961）。在本研究中，我们首先对抑郁症的认知和社会心理学研究进行了详细的文献回顾，试图从精神分析的角度审视主观冷漠感受影响抑郁症过程中的初步迹象。在本研究中，针对Tani（1998）提出的基本信任与抑郁之间的关系，我们将在对上述各种抑郁量表的文献回顾的基础上，对概念之间的关系进行理论构建。本研究的假设模型假设了一种因果关系，其中基本信任通过主观冷漠影响抑郁，以及一条只有基本信任影响抑郁的路径。理论上，认为主观冷漠直接影响抑郁的程度不如基本信任决定抑郁的程度强。为了阐明该模型的理论有效性，本研究对Erikson（1959）的渐进发展理论进行了详细的文献研究。与此同时，我对几个重要的精神分析理论进行了详细的文献研究，包括Klein（1975）的客体关系理论和Doi（1971）的amae理论。这项基础研究被认为是未来阶段实证模型生成的基础。

项目成果

榎本博明(編): "教育心理学"ブレーン出版. 128 (2004)

Hiroaki Enomoto（编）：“教育心理学”大脑出版128（2004）。