ロシア・ソ連における地域経済の歴史的計量分析:人口移動と産業立地とを中心に

俄罗斯和苏联区域经济的历史计量分析：关注人口流动和工业区位

• 批准号: 14730043
• 负责人: 雲 和広
• 金额: $ 2.62万
• 依托单位: Kagawa University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2002
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2002 至 2003
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-14730043/
• 关键词: ソ連; ロシア; 地域経済; 人口移動; 工業立地; 歴史的計量分析; 定量的手法

本研究の目的は、ソ連・ロシアにおける人口移動=労働供給の変化と工業立地との同時性を検討し、政府主導による地域開発の限界と新たな展望を見いだすことを試みるとともに、生産要素移動・集積の経済と地域経済成長との相互関係を、西欧諸国とは対局の事例と捉え得るロシアを対象とした歴史的計量分析を進めることにより明らかにすることであった。2年間の成果をまとめると以下のとおりである。ソ連の地域経済を概観したのち、ソ連工業化過程初期における地域工業生産の推移を推計により検討した。それにより、ソ連時代初期においては工業生産額の高い地域は各地に分散していたが、そうした高労働生産性を示す地域は時が下るに従いモスクワを中心とする欧州部へ集中していったことを確認出来た。さらに1990年以降のソ連崩壊後におけるロシア地域間人口移動構造の計量分析を行った。分析結果は明らかにQOL指標がロシアにおける地域間人口移動分析においても大きな意味合いを持つことを示した。またソ連崩壊前・崩壊後の間での人口移動パターンに生じた変化の背後にある論理を理論的に解釈し、負の遺産としてのソ連開発政策の影響を捉え直すことが出来た。また情報公開法に基づいて1999年から利用可能となったソ連閣僚会議・ソ連中央統計局内部資料を用いて、ソビエト工業化過程初期における地域別生産額の推移を見た。これにより、最初に行った推計の妥当性を示すことが出来た。加えて、体制転換下にあるロシアの地域間人口流動を分析するに当たって、地理学の一般的手法である重力モデルの適用を試みた。それにより、旧ソ連時代においては人口移動の説明要因となっていなかった「距離」が、ソ連崩壊後のロシアにおける人口流動の傾向に大きな影響を与えているものであることを示した。

这项研究的目的是检查苏联和俄罗斯的人口转移变化，与劳动力供应和工业地点的变化相同，试图找到政府领导的地区发展和新的前景的限制并移动生产要素。接下来的两年如下。在看到苏联的区域经济之后，我们估计了苏联工业化过程初期地区工业生产的过渡。结果，在苏联早期，工业生产高的地区分布在各个地方，但表明这种高劳动力生产率的地区集中在欧洲部门，主要是在莫斯科。此外，在1990年以后苏联崩溃后，对俄罗斯地区人口转移结构进行了测量分析。分析清楚地表明，QOL指标在俄罗斯的区域人口迁移分析中也具有重要意义。此外，理论上解释了苏联崩溃之前和之后的人口运动模式的变化背后的逻辑，苏联发展政策作为负面遗产的影响是重新的。此外，根据《信息公共法》，苏联苏联大会苏联在1999年获得，是在苏联工业化进程的早期阶段的区域生产过渡。结果，我们能够显示第一个估计的有效性。此外，在分析系统下的俄罗斯地区人口流体时，我们尝试采用重力模型，一种常见的地理方法。这表明，“距离”不是对前苏联人口运动的描述，对苏联瓦解后俄罗斯的人口流量趋势产生了重大影响。

项目成果

雲 和広: "ロシアにおける人口移動と地域経済:現状と傾向"Kagawa University Institute of Economic Research Working Paper Series. No.57. (2002)

Kazuhiro Kumo：“俄罗斯的人口迁移和区域经济：现状和趋势”香川大学经济研究所工作论文系列（2002）。

Kumo, Kazuhiro: "Population Redistribution in the USSR : Time-Series Analysis on Inter-Union Republican Migration in the Former Soviet Union"Slavic and East European Studies. Vol.22. 33-56 (2003)

Kumo，Kazuhiro：“苏联的人口再分配：前苏联联盟间共和移民的时间序列分析”斯拉夫和东欧研究。

雲 和広: "ロシアにおける人口移動と地域経済:現状と傾向"Kagawa University Institute of Economic Research Working Paper Series. No.57(8月刊). (2002)

Kazuhiro Kumo：“俄罗斯的人口迁移和区域经济：现状和趋势”香川大学经济研究所工作论文系列第57号（2002年8月版）。

Kumo, Kazuhiro: "Soviet Industrial Location : A Reexamination"Kagawa University Institute of Economic Research Working Paper Series. No.58(9月刊). (2002)

Kumo, Kazuhiro：“苏联工业区位：重新审视”香川大学经济研究所工作论文系列第 58 号（2002 年 9 月）。

Kumo, Kazuhiro: "Migration and Regional Development in the Soviet Union and Russia : A Geographical Approach"Beck Publishers Russia (Moscow, the Russian Federation). 214 (2003)

Kumo, Kazuhiro：“苏联和俄罗斯的移民和区域发展：地理方法”俄罗斯贝克出版社（俄罗斯联邦莫斯科）。