介護の比較制度分析:A.センの福祉理論とケアの政治経済学の視点から

照护的制度比较分析：基于A.森的福利理论和照护政治经济学的视角

基本信息

批准号：
13730043
负责人：
山森亮
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Tokyo Metropolitan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

13年度は基本所得構想と政治経済学との関連に焦点を当てて研究を行った。ジェンダー研究者からは、本構想が従来の社会保障政策よりジェンダー平等的であるという点での評価がなされている。他方、本構想が政治経済学的にいかにして正当化されうるのかについて、ここ数年議論が活発化している。この両者を検討し接合させることを通じて、「ケアの政治経済学」視点の構築を目指したのが13年度の研究であった。特記すべき事項としては、3月に基本所得構想の提唱者の一人、B.ジョーダン教授(Exeter University)のもとで研究を行うと同時に、イギリスにおける基本所得構想の中心であるシティズンズインカムセンターでインタビューを行ってきた。引き続き14年度は、上記研究とアマルティア・センの福祉理論との関係について研究を進展させた。夏期にはそれまでの成果をヨーロッパ社会政策学会で報告すると同時に、幸運にもFeminist Economics誌主催の,A.Sen教授を囲むジェンダーについてのワークショッブに招聘された(Oxford All Souls)。また13年度に引き続き基本所得とジェンダーについての調査を行った。これらの成果は裏面の発表論文の他、一冊の研究書として近々まとまる予定であり、その意味で一区切りがつくけれども、本研究で明らかになった課題については引き続き、Bath大学、Cambridge大学などの研究グループとの連携のもとに進められる。またセンの福祉理論に関述して、Sakiko Fukuda-Parr氏(UNDP)、lan Gough教授(Bath University)の招聘を実現した。いずれも別のファンドによる招聘であるが、招聘のきっかけとなる交流は、本研究の中で培われたものであることを感謝を込めて報告しておきたい。

2013学年，我们的研究重点是基本收入概念与政治经济学的关系。性别研究人员评价这一举措比传统的社会保障政策更加性别平等。另一方面，近年来，关于如何从政治和经济角度证明这一举措合理性的争论一直很活跃。 2013年的研究旨在通过考察和结合这两个方面来构建“护理的政治经济”视角。特别值得一提的是，3月份我和基本收入概念的提出者之一B. Jordan教授（埃克塞特大学）一起进行了研究，同时我也参与了公民收入中心的研究，我对英国基本收入概念的中心进行了采访。 2014年继续，我们继续推进上述研究与阿马蒂亚·森福利理论之间关系的研究。暑假期间，我在欧洲社会政策协会汇报了自己的成就，同时有幸受邀参加由《女权主义经济学》杂志（《牛津万灵报》）主办的 A. Sen 教授主持的性别研讨会。从2013财年开始，我们还进行了基本收入和性别调查。除了背面发表的论文之外，这些结果预计很快会被编入一本研究书中，从这个意义上说，这将标志着一个结论，但这项研究中发现的问题将继续在大学等大学进行讨论巴斯大学和剑桥大学将与研究小组合作进行。我们还邀请了Sakiko Fukuda-Parr先生（联合国开发计划署）和Lan Gough教授（巴斯大学）来讨论森的福利理论。尽管两次邀请都是由不同的基金发出的，但我想怀着感激的心情报告，导致邀请的互动是通过这项研究培养起来的。