地球温暖化時における降水量ならびに洪水・渇水指標の確率統計的構造の変化

全球变暖期间降水和旱涝指标随机统计结构的变化

• 批准号: 02F02721
• 负责人: 鼎 信次郎
• 金额: $ 0.19万
• 依托单位: Research Institute for Humanity and Nature
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2002
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2002 至 2004
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-02F02721/
• 关键词: 地球温暖化; 降水量; 確率分布; 洪水; 渇水; 極値

本経費は、研究分担者のJSPS外国人特別研究員としての研究をサポートする費用として利用した。近年、地球温暖化に伴って降水の時系列的確率的構造、平易に述べれば豪雨が増加するかどうか、などの予測が注目の的となっているが、気候モデルにおける水循環過程のシミュレーションの難しさが障害となって、将来のそれらの変化のアセスメントはなかなかうまく進んでいない。本研究では、気候モデルの出力に、確率統計的な考えを当てはめることによって、水文学的に、気候モデルによる降水量時系列の分布関数を現実的な降水量時系列分布とするための翻訳関数を開発した。開発された数理的手法をオーストラリアの過去の降水の時系列データ、同箇所の気候モデルによる時系列出力の双方に適用した結果、本手法によって気候モデルの出力を水文モデルや水資源モデルに適用可能な量に適切に変換できることが検証された。さらに開発された手法を、特に研究者の出身地であるオーストラリアや研究地である日本を対象としながら、IPCC-databaseに存在する世界各機関の各気候モデルの出力に対して適用することによって、21世紀に地球温暖化が現実となった際に大雨が増加するかどうか、少雨が増加するか減少するか、年降水時間が増加するか減少するか、などのアセスメントを行った。ただし、注意すべき点として、本研究では翻訳関数を純粋に数学的なものとして求め物理的な背景に注目していない点が残るとともに、降水現象は水平(地理的)方向にも相関性があるが、その相関関係を考慮していない点も残る。それゆえに、本手法によって現在時点で予測された将来の降水変化予測を残しておき、将来的に将来の観測値をもって検証し、妥当性を示す必要がある。

这笔费用被用作支持研究部门成员JSPS外国特别研究人员的成本。近年来，诸如全球变暖引起的时间序列的随机结构等预测是关注的焦点，但是在气候模型中模拟氢环过程的困难已成为障碍，并且对未来变化的评估并没有很好地进展。在这项研究中，我们开发了一种翻译函数，通过气候模型通过将随机统计思想应用于气候模型的输出，从而通过气候模型通过气候模型来使降水时间序列的分布函数。将数学方法应用于澳大利亚过去降水的两个时间序列数据和同一位置的气候模型的时间序列输出，并且已验证该方法可以将气候模型的输出正确转换为适用于水文和水资源模型的数量。此外，通过将开发的方法应用于IPCC数据库中各个组织的气候模型的输出，尤其是在澳大利亚，研究人员诞生的澳大利亚以及研究人员所在的日本，我们评估大雨将增加，而小雨将增加还是减少，每年的降雨是否会增加或减少，或者在21世纪全球变暖时每年的降雨是否会增加或减少。但是，重要的是要注意，在这项研究中，翻译函数纯粹是数学的，并且不关注物理背景，尽管降水现象也沿水平（地理）方向相关，但仍然存在。因此，有必要使用此方法保留目前预测的未来降水变化的预测，并在未来的未来观察结果验证它们，并显示有效性。