第四紀地史に基づく日本海東縁プレート境界における地殻変動様式の研究
基于第四纪地质史的日本海东部板块边界地壳变形模式研究
基本信息
- 批准号:00J07353
- 负责人:
- 金额:$ 2.05万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
- 财政年份:2000
- 资助国家:日本
- 起止时间:2000 至 2002
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
今年度は,糸魚川-静岡構造線の鮮新世以降の活動史の高精度復元のために,長野県北部の大峰帯の鮮新〜下部更新統の古地磁気学・岩石磁気学的な研究を主に行った.また,長野県の飛騨山脈南部の中期〜後期更新世の河成段丘の編年を行った.さらに,風成層(ローム層)の古地磁気の有効性を確認することを目的とした青森県八甲田火山周辺のローム層の古地磁気測定を行った.これらの研究成果は,堆積学研究会,地球惑星関連合同大会,日本第四紀学会,日本地質学会などで発表し,現在複数の雑誌に投稿中および投稿予定である.大峰帯の鮮新〜下部更新統の古地磁気学・岩石磁気学的な研究は,以下のようにまとめられる.小谷-中山断層の近傍にある向斜の両翼から,太郎山安山岩および一宇田溶結凝灰岩層の試料を採取し,段階交流消磁実験と熱消磁実験を行った結果,太郎山安山岩の古地磁気磁化方位はリバースであった.一宇田溶結凝灰岩層の古地磁気方位は,新鮮な試料ではリバースであったが,緑色に変質した試料では段階熱消磁実験によってノーマル成分とリバース成分が認められた.1方向のIRMの段階着磁実験,3方向のIRMの段階熱消磁実験およびVSMによる熱磁気分析によれば,一宇田溶結凝灰岩層に含まれる強磁性鉱物はマグネタイトあるいはチタノマグネタイトである.MPMSによる低温磁気特性分析によれば,リバースの試料にはチタノマグネタイトのみ,2成分が認められた試料にはマグネタイトとチタノマグネタイトが認められた.太郎山安山岩に含まれる強磁性鉱物は,高温酸化したチタノマグネタイトおよびマグヘマイトである.太郎山安山岩と一宇田溶結凝灰岩層はリバースの初生磁化を持つ.一宇田溶結凝灰岩層のノーマル成分は熱水変質による2次的な磁化であり,低温成分はチタノマグネタイトの再加熱による2次的な熱残留磁化,高温成分は新たなマグネタイトの晶出による化学残留磁化である.太郎山安山岩と一宇田溶結凝灰岩層のリバースの古地磁気は松山逆クロンに,一宇田溶結凝灰岩層のノーマルの古地磁気はオルドバイ正サブクロンに対比できる.
今年,为了高精度地重建上新世以来糸鱼川-静冈构造线的活动历史,我们将重点开展长野县北部大峰带上新世至下更新世的古地磁和岩磁研究。还对长野县飞騨山脉南部更新世中后期的河流阶地进行了年代学研究。此外,我们还对青森县八甲田火山周围的壤土层进行了古地磁测量,目的是确认风积层(壤土层)古地磁的有效性,地球与行星联合会议,日本第四纪学会,地质学会。日本学会等奥峰带上新世至下更新世的古地磁和岩磁研究可从附近向斜两翼看到太郎山安山岩和市田熔结凝灰岩层。太郎山安山岩层的古地磁方向发生了逆转。在新鲜样品中,Ichiuda 熔结凝灰岩层的古地磁方向发生了逆转,但对于绿色样品,进行了逐步热退磁实验。根据IRM单向逐步磁化实验、IRM三向逐步热退磁实验以及VSM热磁分析,强磁性矿物为磁铁矿或钛磁铁矿。根据MPMS低温磁性能分析,在反向样品中只发现了钛磁铁矿,在具有两种成分的样品中发现了磁铁矿和钛磁铁矿,磁性矿物是高温氧化的钛。无磁铁矿和磁赤铁矿。太郎山安山岩和市田熔结凝灰岩层具有相反的初级磁化。市田熔结凝灰岩层的正常成分是由于热液蚀变而产生的二次磁化,低温成分是由再加热磁铁矿二次磁化。热剩磁,高温成分为由于新磁铁矿结晶而产生的化学剩磁。太郎山安山岩和市田熔结凝灰岩层的逆古地磁为松山逆年代,而市田熔结凝灰岩层的正古地磁为正向古地磁。可以与奥尔德比正亚慢性对比。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
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