既存ソフトウェアの適応と発展のためのプログラム変更支援システムの研究

适应和开发现有软件的程序变更支持系统研究

基本信息

批准号：
10139223
负责人：
井上克郎
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度の研究では、主に以下の(1),(2)について実施した。(1) 開発したシステムの有効性の評価:これまでに開発してきたプログラムスライス抽出システムの、フォールト位置特定に対する有効性を実験的に評価した。具体的には,被験者34人をグループGlとG2に分け、Glに含まれる被験者には,スライス情報を含まないプログラムリストのフォールト位置、G2に含まれる被験者には,スライス情報を含むプログラムリストのフォールト位置を特定してもらい、それに要した時間についてGl,G2間で比較を行なった。実験の結果、スライス情報を含むプログラムリストのフォールト位置特定を行なった方が、スライス情報を含まないプログラムリストのフォールト位置特定を行なった場合より効率良くフォールト位置特定が行なえる事が確認できた。(2) 関数呼び出し履歴を利用したプログラムスライスの提案:プログラムを実行して得られるわずかな動的情報と静的な解析とを組み合わせたプログラムスライス抽出技法を提案した。この技法により抽出されたスライスを、コールマークスライス(Call-Mark Slice)と呼ぶ。コールマークスライスの計算時には、まずプログラムのデータ依存関係と制御依存関係はあらかじめ静的に解析し、次にプログラム実行時に手続きと関数の呼び出しの記録を保存する。そして、これらの情報から変数の動的な依存関係を明らかにすることで、従来よりも効果的にスライスを抽出することができる。更に、我々はコールマークスライスを既に開発しているスライシングシステムに実装し、その有効性の評価も行った。

今年的研究主要集中在以下（1）和（2）方面。 (1)所开发系统的有效性评估：我们通过实验评估了迄今为止开发的程序切片提取系统用于故障定位识别的有效性。具体地，34个受试者被分为组G1和G2，G1中包括的受试者被分配了不包括切片信息的节目列表的故障位置，并且G2中包括的受试者被分配了包括切片信息的节目列表的故障位置。我们要求他们确定故障位置并比较 G1 和 G2 所需的时间。作为实验的结果，确认了当在包括片信息的节目列表中识别故障位置时比在不包括片信息的节目列表中识别故障位置时能够更有效地识别故障位置。 (2)使用函数调用历史的程序切片的建议：我们提出了一种程序切片提取技术，该技术将从程序执行中获得的少量动态信息与静态分析相结合。使用此技术提取的切片称为调用标记切片。在计算调用标记切片时，首先预先静态分析程序的数据依赖关系和控制依赖关系，然后在程序执行时保存过程和函数调用的记录。通过从这些信息中阐明变量的动态依赖性，可以比以前更有效地提取切片。此外，我们在我们已经开发的切片系统中实现了呼叫标记切片并评估了其有效性。