生物生産活動中の濁質流出とその成因に関する水文学的研究

生物生产活动浑浊径流及其来源的水文研究

基本信息

批准号：
08660304
负责人：
山梨光訓
金额：
$ 1.54万
依托单位：
Hokkaido College, Senshu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至 1998
项目状态：
已结题

项目摘要

北海道の河川は春先に年間の濁度の最大値を示すことが知られている。これには流域土壌の性質、地形の特性が関与するものと考えられるが、丘陵地にも及ぶ農地空間の発展が影響していることも見逃せない。また、農地造成、水田の代掻き時にも多くの濁質流出をみることは生物生産環境を整備する上で注意しなければならない。そこで、本研究では農地の整備、農作業、農地の保全管理など一連の生物生産活動中の水田からの流出水による濁質の流出機構を水文学的に明らかにしようとするちのである。この現象把握と原因の究明のために水田におけろ調査と自然流域における濁度の発生といった2つの観点から解析を進めることとする。1)濁度の実態を明らかにするために水田排水の濁度を観測する。2)水田の作業による水田の濁質の変化を調査する。3)用水の濁度を調べる。4)水源となる河川水の濁度変化特性を調べる。平成10年度は、北海道の多雪地域における水田農地に試験区を、また、水田地帯に続く丘陵部に発達した小河川流域を試験流域として、濁度計による観測を行った。水田では採水調査を行った。その結果、代掻き期間の排水路における濁度の上昇は著しいが、水田における作業後の濁度の低減も顕著といえる。用水が河川取水の場合、排水路の濁度は用水の濁度の影響が考えられる。北海道のような融雪水による用水の供給形態である場合、河川の濁度についても考えてみる必要がある。融雪期における河川水の濁度増加の原因として山地における濁質の供給機構が特筆される。積雪・融雪水の流動によるエロージョン(傾斜地土壌の凍結融解による膨軟化と土壌の融雪水・河川水による)流出で、水田における代掻きによる水田土壌の膨軟化流出に相当するものと考えられる。

众所周知，北海道的河流在早春会出现年度最大浊度值。这被认为与盆地土壤性质和地形特征有关，但不可忽视的是，向丘陵地区延伸的农业用地的开发也产生了影响。另外，在开辟农田或耕种稻田时，会排放大量浑浊物，在维护生物生产环境时必须考虑到这一点。因此，本研究试图从水文角度阐明农田整备、农业作业、农田保护管理等一系列生物生产活动中稻田径流浊度淋溶的机理。为了了解这一现象并探究其原因，我们将从稻田调查和自然流域浑浊的发生两个角度进行分析。 1）观察稻田排水浑浊度，明确浑浊的实际状态。 2）调查因稻田作业造成的稻田浑浊度变化。 3）检查水的浊度。 4) 检查水源河水的浊度变化特征。 1998年，我们在北海道大雪地区的稻田试验区以及通向稻田的山丘中发育的小河流域，使用浊度计进行了观测。对稻田进行了水样调查。其结果是，耕作期间排水沟内的浑浊度显着增加，但也可以说稻田作业后浑浊度显着下降。当从河流取水时，排水渠的浊度很可能会受到水的浊度的影响。如果像北海道那样使用融雪水供水，还需要考虑河流的浑浊度。山区的浊度供给机制尤其值得关注，因为它是融雪季节河水浊度增加的原因。这是雪和融雪水（坡土因冻融而膨胀软化，以及土壤雪融水和河水）径流引起的侵蚀，被认为对应于水稻土因冻融而膨胀软化的径流。在稻田里犁地。