自由意志論の可能性―心理学から自由の哲学を再考する―

自由意志理论的可能性：从心理学角度重新思考自由哲学

基本信息

批准号：
22KJ0110
负责人：
稲荷森輝一
金额：
$ 1.6万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2023
资助国家：
日本
起止时间：
2023-03-08 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ0110/
关键词：
自由意志実験哲学直観道徳的責任医療倫理自律

项目摘要

課題①に関しては、自由意志の実験哲学で知られている具体事例-抽象事例間の直観の差異は責任帰属直観を産出するシステムが正常に機能した結果として理解できるとする理論、「説明表象説」の構築に成功した。本成果を報告した応用哲学会の発表、「責任帰属直観と具体・抽象のパラドクス」は高く評価され、応用哲学会より学会賞を授与された。また、前期から後期にかけて本説を実証的に擁護するための研究を計画し、第一段階として、バイパス判断や侵入判断といった決定論の誤解は、責任帰属直観の多様性を説明しつくすものではないことを明らかにすることを試みた。おおむね仮説を支持する結果を得ることができており、第5回非難の哲学・倫理学研究会で中間報告を行った。課題②に関しては、自由意志の実験哲学における研究を踏まえて哲学的直観に関する専門性擁護を支持する議論を構築し、国際誌Revista de Humanidades de Valparaisoへ論文を投稿した。本論文では、自由意志の実験哲学において知られている決定論の理解度の問題に着目し、哲学者は一般人に比べて決定論を正確に理解できるという観点から、哲学者の直観と他分野の専門家の判断との間には重要なアナロジーが成立することを示した。哲学的直観の信頼可能性に関する問題を解決することで、自由意志論における多元論を直観的に正当化する上での重要な障壁を克服することができた。課題③に関しては、医師個人の自律的選択の侵害という観点から、医学部地域枠制度の倫理的問題点を明らかにし、医学哲学倫理学会において成果を発表した。本発表においては、両立論的な自由意志概念として理解可能な自律概念を用いて個別具体的問題を分析することで、多元論の立場から自由意志が関わる倫理的問題を分析するため予備的な作業を完了することができた。

关于问题一，自由意志的实验哲学中有一个理论，即具体案例和抽象案例的直觉差异可以理解为产生责任归属直觉的系统正常运作的结果，“解释性表征”理论”已成功构建。应用哲学会报告这一结果的演讲《责任归因直觉与具体抽象悖论》受到高度评价，并被应用哲学会授予学术奖。此外，我们计划从前半部分到后半部分进行研究，以实证方式捍卫这一理论。作为第一步，我们将得出这样的结论：对决定论的误解，例如旁路判断和入侵判断，并不能完全解释多样性我试图澄清，不存在这样的事情。我们获得了总体上支持我们假设的结果，并在第五届谴责哲学和伦理研究小组上提交了一份中期报告。关于主题2，我基于对自由意志实验哲学的研究，建立了一个论证来支持对哲学直觉专业知识的辩护，并向国际期刊《Revista de Humanidades de Valparaiso》提交了一篇论文。在本文中，我们关注自由意志实验哲学中已知的决定论的理解程度问题，并从哲学家比一般公众更准确地理解决定论的角度来考察哲学家的直觉事实证明，这与专家的判断之间存在着重要的相似之处。通过解决有关哲学直觉可靠性的问题，我们能够克服直观地证明自由意志理论中多元主义的一个重要障碍。关于问题三，我们从侵犯医生个体自主选择的角度阐明了医学院地区配额制的伦理问题，并将结果提交给医学哲学与伦理学会。在本演讲中，我们将通过使用自主概念来分析个体的具体问题，从多元主义的角度来分析与自由意志相关的伦理问题，这可以理解为自由意志的相容性概念得以完成。