塩基配列特異性を有する情報発信型人工核酸塩基レセプターの分子設計と合成

具有碱基序列特异性的信息传递人工核碱基受体的分子设计与合成

基本信息

批准号：
07750961
负责人：
井上将彦
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Osaka Prefecture University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

既に本申請者は,グアニン塩基誘導体に対する情報発信型人工レセプターとして,スピロピリドピランの合成に成功している.そこで本年度は,より高次構造レベルへの本研究の展開の第一歩として,グアニン・グアニンジヌクレオチドに対してセンシング機能を有するレセプター,すなわち積層構造を有するビススピロピリドピラン1の合成を検討した.ビススピロピリドピランを設計するにあたって問題となったのは,各モノマーユニット間の架橋様式(架橋位置,架橋鎖長)である.これに関して我々は,2つのスピロピリドピランをフェロセンの上下面で連結することに決定した.これは,以下の利点を考慮したものである.1)連結部位がレセプターの機能発現に影響を及ぼさない.2)連結部位が立体的反発を解消できるくらいの回転自由度を持つ.3)DNA中の核酸塩基と同様,レセプターのメロシアニン構造における共役平面がπ-スタッキング相互作用の働く距離まで接近できる.1の合成は,モノスピロピリドピランの場合と同様な方法でスピロピラン誘導体を合成し,それをアセチレン結合を介してフェロセンの上下面に連結することで達成した.今後,各種のジヌクレオチド誘導体に対する1の分子認識能,さらにはセンシング機能を検討する予定である.

申请人已经成功地合成了螺旋形吡啶吡喃，作为鸟嘌呤碱衍生物的信息传输人工受体。因此，今年，我们研究了甲状腺吡啶吡喃1的合成，该合成具有鸟嘌呤和鸟嘌呤二核苷酸的感应功能，即具有层压结构的甲状腺螺旋藻1，这是将这项研究提高到更高结构水平的第一步。设计甲状腺吡啶吡喃的设计问题是每个单体单元之间的交联模式（交联位置和交联链长）。在这方面，我们决定将两个螺旋腹吡啶跨在二陈代的顶部和底部。这是基于以下优点：1）连锁位点不影响受体的功能表达； 2）连锁位点具有足够的旋转自由来解决空间排斥； 3）就像DNA中的核苷酸酶一样，受体的梅罗氨基结构中的共轭面可以接近进行π堆积相互作用的距离。通过以与单螺旋吡啶吡喃的相同方式合成螺旋桨衍生物，并将其通过乙炔键将其链接到二循环的顶部和底部表面，从而实现了1的合成。将来，我们将研究各种二核苷酸衍生物1的分子识别能力和1的传感功能。