大規模データベースを用いた多エージェント型情報システムの行動シミュレーション

基于大规模数据库的多智能体信息系统行为模拟

基本信息

批准号：
07780362
负责人：
大森匡
金额：
$ 0.58万
依托单位：
The University of Electro-Communications
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

近年の情報システムや社会システムは複数のエージェント達が大規模なデータベースを共有し、その上で自立的に動作する形式でモデル化される。本研究の目的は、過去の履歴データを用いてこの多エージェントシステムの行動をシミュレートする、というデータベースの新しい利用方法を確立することである。次の二点が本年度研究の成果である:1: 実際のゲーム形式シミュレーションで扱われている多エージェントモデル(例: 都市開発モデルや市場取り引きモデル)を対象に、データベースを用いてその行動をシミュレートする際のモデル記述方式を明らかにしたこと。→具体的には、対象系が変化していく過程の記述を、「多エージェントによる分散制約充足問題とその実行結果にる内部状態データベースの更新操作」の繰り返しによって行なう、という設計方法を提案した。さらに、この方針に基づいて従来からボードゲームで用いられている多エージェントモデルに対して履歴データベスを使ってそのシミュレーションを行なう事例を示し、本提案方式の有効性を示した(文献2)。2: 上記1で提案した設計方針に沿って記述された一般的なシミュレーション問題に対し、これを効率良く実行するデータベース処理算法を提案し、処理系を試作して提案算法の有効性を示した。(文献1)。これら二点の成果により、データベースの新しい利用方法として本研究課題の有用性を主張できる。

最近的信息系统和社会系统以多个代理共享大型数据库并在该数据库上独立操作的格式进行建模。本研究的目的是建立一种使用数据库的新方法，利用过去的历史数据来模拟多智能体系统的行为。以下两点是今年的研究成果： 1：使用数据库模拟实际博弈式模拟中使用的多主体模型（例如城市发展模型和市场交易模型）的行为，明确了模型描述方法。 →具体来说，我们提出了一种设计方法，通过重复“多智能体分布式约束满足问题并根据执行结果更新内部状态数据库”来描述目标系统变化的过程。此外，基于该策略，我们展示了一个使用历史数据库模拟棋盘游戏中传统使用的多智能体模型的示例，并证明了所提出方法的有效性（参考文献2）。 2：我们提出了一种数据库处理算法，可以有效地执行根据上面1中提出的设计策略编写的一般模拟问题，并通过创建原型处理系统证明了所提出算法的有效性。（参考文献1）。这两个结果使得该研究项目作为一种使用数据库的新方法的有用性成为可能。