アルミニウムカ-バイトラジカルの二重項電子励起状態の分光学的研究

碳化铝自由基双重态电子激发态的光谱研究

基本信息

批准号：
06740438
负责人：
藤竹正晴
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Kanazawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

アルミニウムカ-バイトラジカル(AlC)では、5種類もの二重項電子励起状態(a〜e)が、X^4Σ^-基底状態とその約18000cm^<-1>上に存在するA^4Π状態との間の低エネルギー領域に存在しているものと予想されており、それら二重項状態の情報を実験的に把握する事は、このラジカルの性質を理解する上で重要である。そこで、アルミニウムカ-バイトラジカルの二重項電子励起状態を分光学的に検出し、それらの状態の正確な情報を得る事を目的として、d^2Π-a^2Πおよびe^2Π-a^2Πシステムの吸収スペクトルの観測を試みた。しかしながら、現在までのところ、アルミニウムカ-バイドラジカルのものと思われるスペクトルの観測には成功していない。アルミニウムカ-バイトラジカルの生成には、AlとAl_4C_3の混合物を用いて作った電極をラジカル源として、不活性ガス中で放電する方法を用いた。この方法は、BrazierがこのラジカルのB-X発光スペクトルの観測に成功した方法であるが、今回の実験では、装置の都合上放電の条件が異なる点と、遷移の始状態がa準安定状態であるという点を考慮すると、生成法が適切であったかどうかは不明である。d^2Π-a^2Πおよびe^2Π-a^2Πシステムの観測は、ab initio計算の予想にもとづき、それぞれ1.3μmと1.5μmの波長域で試みた。1.3μm領域の測定では、新たに200cm^<-1>以上の連続スペクトルの観測が可能な外部共振器型チューナブル半導体レーザーを光源に用いた分光計を整備し使用したが、測定範囲が十分であったは言えない。ただ測定に用いたレーザーが、故障により長い期間使用不可能な状態であったため、生成法や測定条件の検討などを含め、十分な実験を行なえなかった事は残念である。現在、生成法と測定条件の検討を行う一方、新たな外部共振器型チューナブル半導体レーザーを導入し、さらに広い範囲の測定を行う計画である。

In aluminum carbonate radicals (AlC), as many as five types of doublet electron excited states (a to e) are expected to exist in the low energy region between the X^4Σ^-ground state and the A^4Π state that exists on approximately 18,000 cm^<-1>, and it is important to understand the information about these doublet states experimentally in understanding the properties of these radicals.因此，我们试图观察D^2π-A^2π和E^2π-A^2π-A^2π系统的吸收光谱，其目的是在光谱上检测到碳酸氢铝自由基的Doublet Electron激发态，并获得有关这些状态的准确信息。但是，迄今为止，尚未成功观察到似乎来自铝双质膜的光谱。为了产生碳酸盐自由基，使用Al和Al_4C_3的混合物制成的电极用作自由基，并在惰性气体中排出。这种方法是一种方法，即巴西成功观察了这种自由基的B-X发射光谱，但尚不清楚生产方法是否适当考虑到由于设备的便利性而导致的出院条件差异，并且过渡在当前实验中处于A-Mettion的状态。根据从头开始计算的预测，尝试分别在1.3μm和1.5μm的波长范围内观察到D^2π-A^2π和E^2π-A^2π系统。对于1.3μM区域中的测量，使用外部空腔型可调半导体激光器的光谱仪可以观察到200 cm^<-1>的连续光谱被制备并用作光源，但不能说测量范围足够。但是，不幸的是，用于测量的激光器处于由于故障而无法长时间使用的状态，并且不可能进行足够的实验，包括检查生产方法和测量条件。当前，在检查生产方法和测量条件时，正在引入一种新的外部谐振器类型的可调半导体激光器，以在更广泛的范围内进行测量。