琉球王国物価史の基礎的研究

琉球王国价格史基础研究

• 批准号: 05710209
• 负责人: 豊見山 和行
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: University of the Ryukyus
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1993
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1993 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05710209/
• 关键词: 琉球王国; 首里王府の物価政策; 廻文; 羽地仕置; 琉球諸物出物引合値成定帳; 八重山嶋諸物代付帳; 福州相場

近世の琉球王国時代(1609〜1879年)における物価に関する基本的な史料の収集を主とし、いくつかの分析をも行った。その結果、17世紀半ばから19世紀半ばにかけて首里王府の物価政策を示す史料を発掘することができた。具体的に示すと、「石宝秘稿」(国立国会図書館蔵)中の廻文がそれにあたる。米麦粟などの穀物、黒砂糖、欝金、木材、菜種子などが銭と換算されているため、物価の変動を把握することができる基礎史料であることが判明した。その他、1660年代の「羽地仕置」、1670年代から1870年代にかけての「琉球王国評定所文書」中にも物価史料が含まれていることが分かった。後者の文書には、幕府の亨保改革の影響が薩摩藩を媒介に琉球に及んでいたことを示す「琉球諸物出物引合値書成定帳」(1724年)が記録されている。それによると沖縄・宮古・八重山の特産物や反布等の92品目がリストアップされ、その価格が示されている。この「定帳」の分析から当該期の物価状況と琉球王府と薩摩藩との間で発生した物価政策をめぐる衝突が発生していたことが分かった。都市部(首里・那覇)と地方(田舎間切や離島)とでは、物価のあり方が異なっていた。それを示す史料として、前者のそれは1780年代から1810年代にかけて記録された「伊江親方日日記」、後者のそれは1870年代の「八重山嶋諸物代付帳」等が有効な史料であることが分かった。その他、中国からの冊封使一行のもたらす評価貿易における商品の価格などを示す「評価方日記」(1830年代から1860年代)からも物価状況を把握することができる。とりわけ、福州相場と琉球の相場の連動性など、今後解明すべき課題も明確になった。

我主要收集了近代早期琉球王国时期（1609-1879）有关价格的基本史料，并进行了一些分析。由此，我们能够出土显示17世纪中叶至19世纪中叶首里王政府的价格政策的史料。更具体地说，相当于《关保彦》（国立国会图书馆藏）中的海文。由于大米、小米、红糖、货币、木材、油菜籽等谷物都被兑换成货币，因此它被认为是让我们了解价格波动的基本历史文献。此外，还发现1660年代的《羽二盐木》和1670年代至1870年代的《琉球王国评估办公室文件》中都包含了价格史料。后一份文献记载了《琉球各种物产询问价格翔成城》（1724年），表明幕府兴丰改革的影响是通过萨摩藩影响到琉球的。上面列出了冲绳、宫古、八重山的特产和布料等92种商品，并显示了价格。对这本“正书”的分析显示，琉球王国与萨摩藩在这一时期的物价形势和物价政策方面存在着冲突。城市地区（首里和那霸）和农村地区（农村地区和偏远岛屿）之间的价格有所不同。作为证明这一点的史料，前者被称为1780年代至1810年代记录的“伊江大师的日常日记”，而后者在1870年代的“八重山岛杂费簿”中被发现有效。塔。此外，从《估价日记》（1830年代至1860年代）中也可以掌握价格情况，该日记显示了中国使节进行的估价贸易中的产品价格。尤其是福州市场价格与琉球市场价格的相关性等未来需要明确的问题已经明确。