光重合型コンポジットレジンの重合挙動-特に光エネルギーの影響-

光聚合复合树脂的聚合行为——尤其是光能的影响——

基本信息

批准号：
63570917
负责人：
山木昌雄
金额：
$ 1.02万
依托单位：
Hiroshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1988
资助国家：
日本
起止时间：
1988 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

光重合型コンポジットレジンの重合挙動を解明する目的で市販品及び試作Bis-GMA系レジンについて特に光エネルギーとの関連性から検討を行ない、以下のような研究成果をえた。すなわち、1.市販光重合型コンポジットレジンの重合深さは、特定波長領域の放射エネルギーならびに照射時間との間に対数関数的関係が認められた。2.市販光照射器は、製品によって異なった波長特性を有し、その分布のピークが長波長側(530nm)にあるものでは、照度に対して放射エネルギーが小さく、逆にピークが短波長側(470nm)にあるものでは、照度に対して放射エネルギーが大きい傾向がみられた。3.光増減剤(Camphorquinone)に対する還元剤として、脂肪属アミン系のDimethylaminoethyl methacrylate, Diethylaminoethyl methacrylate,ケトン系Michler's ketoneを使用した場合、その重合有効波長域が420〜550nmであるのに対して、芳香族アミン系のDimethyl-P-toluidineを使用した場合は、重合有効波長域が420〜610nmと広く、光重合時の活性化エネルギーも前者が3.4〜5.4Kcal/molであるのに、1.7Kcal/molと小さい値を示し、重合性が良好であった。4.試作プラスチックファイバーを経た可視光線は、従来のグラスファイバーのものよりも放射エネルギーが増大し、最も良好なものでは、その差が84.6mw/cm^2であった。またファイバーの直径が1.0^<mm>のものがエネルギー量が最大を示し、重合性に関しても、グラスファイバーより有効であった。以上の結果より、光重合型コンポジットレジンの重合性は、照射器の波長特性、殊にその放射エネルギーに大きく依存すると共に、還元剤の種類や光照射伝導系のコンダクターの材質などと密接な関連性のあることが判明した。

为了阐明光聚合化复合树脂的聚合行为，我们根据其与光能的关系，并实现了以下研究结果，研究了商业上可用的产品和原型BIS-GMA树脂。也就是说，1。市售光聚合复合树脂的聚合深度在特定波长区域的辐射能与辐照时间之间具有对数功能关系。 2。根据产品的不同，可商购的光辐射器具有不同的波长特性，当它们的分布峰位于长波长侧（530 nm）时，相对于照明，辐射能量很小，并且当峰位于短波长侧（470 nm）时，相对于Illuminance而言，透射能量很大。 3. When using adipolyamine-based Dimethylaminoethyl methacrylate, Diethylaminoethyl methacrylate, and ketone-based Michler's ketone as a reducing agent for the photoreducing agent (Camphorquinone), the effective polymerization wavelength range is 420-550 nm, while when using an aromatic amine-based Dimethyl-P-toluidine, the effective polymerization wavelength range在420-610 nm处宽，尽管前者为3.4-5.4 kcal/mol，光聚合过程中的活化能也小于1.7 kcal/mol，并且聚合很好。 4。通过原型塑料纤维产生的可见光增加了辐射能量比常规玻璃纤维的辐射能量增加，而最佳玻璃纤维的差异为84.6MW/cm^2。此外，直径为1.0^<mm>的纤维显示出最大的能量，并且在聚合方面也比玻璃纤维更有效。从上述结果中可以发现，光聚合化复合树脂的聚合性在很大程度上取决于辐射器的波长特征，尤其是辐射能，并且与还原剂的类型和光照射传导系统的导体物质密切相关。