甲状腺のαアドレナリン作用発現にはたす蛋白質キナーゼCの役割に関する研究
蛋白激酶C在甲状腺α-肾上腺素能作用表达中的作用研究
基本信息
- 批准号:63570100
- 负责人:
- 金额:--
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
- 财政年份:1988
- 资助国家:日本
- 起止时间:1988 至 无数据
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
アドレナリン作動薬はα_1受容体を介して甲状腺ヨード有機化を促進する。α作動薬ノルエピネフリン(NE)はイノシトールリン脂質の分解を促進しイノシトール3リン酸を生成する。我々には〔^3H〕グリセロールでラベルしたマウス甲状腺を用い、NEがジグリセリド産生も増加することを見出した。この結果から、NEが蛋白質キナーゼCの活性化を介して甲状腺ヨード有機化を促進する可能性が予想される。NEの作用にCキナーゼおよびカルシウムがどのように関与しているかについて、摘出マウス甲状腺を用いて薬理学的研究を行った。NEのヨード有機化効果はメディウムからCa^3を除去すると消失したが、Ca^3除去の効果は可逆的であった。NEの作用はニフェジピン(100μm)で抑制されないがベラパミール(50μm)では抑制された。TMB-8、ダントロレン共に100μmまで影響しなかった。これからNEのヨード有機化促進作用には細胞外Ca^3の流入が必要であると考えられる。カルモジュリンアンタゴニストW-7(200μm)、トリフルオペラジン(1μm)はNEのヨード有機化を抑制し、カルモジュリンの関与の可能性も考えられる。またNEのヨード有機化促進作用は、Cキナーゼ阻害薬H-7(30μm)、ケルセチン(1μm)で抑制され、蛋白質キナーゼCの関与が示唆された。なお、カルバコール、甲状腺刺激ホルモン(TSH)による甲状腺ヨード有機化促進作用は、共にケルセチンで抑制されが、TSHの作用はトリフルオペラジンでは抑制されず、TSHの機序はNEと異ると考えられる。ケルセチンはチログロブリンヨード化に関与する甲状腺ペルオキシダーゼを阻害してヨード有機化を抑制する可能性がある。以上から、NEのヨード有機化促進作用はCキナーゼ系およびカルモジュリン系を介しておこると考えられるが、細胞内Ca^<++>介し直接甲状腺ペルオキシダーゼ活性を上昇する可能性もあると思われる。
肾上腺素能激动剂通过α_1受体促进甲状腺碘合成。 α-激动剂去甲肾上腺素(NE)促进肌醇磷脂的降解,产生肌醇三磷酸。使用[^3H]甘油标记的小鼠甲状腺,我们发现NE也增加了甘油二酯的产生。这些结果表明,NE 可能通过激活蛋白激酶 C 来促进甲状腺碘合成。我们使用离体小鼠甲状腺进行药理学研究,以研究 C-激酶和钙如何参与 NE 的作用。当Ca^3从培养基中去除时,NE的碘化作用消失,但Ca^3去除的效果是可逆的。 NE的作用不被硝苯地平(100μm)抑制,但被维拉帕米(50μm)抑制。 TMB-8 和丹曲林在 100 μm 以内都没有任何作用。这表明细胞外 Ca^3 的流入对于 NE 促进碘器官发生的作用是必要的。钙调蛋白拮抗剂W-7 (200μm)和三氟拉嗪(1μm)抑制NE的碘化,表明钙调蛋白可能参与其中。此外,NE促进碘器官发生的作用被C激酶抑制剂H-7(30μm)和槲皮素(1μm)抑制,表明蛋白激酶C参与其中。此外,卡巴胆碱和促甲状腺激素(TSH)促进甲状腺碘器官发生的作用均被槲皮素抑制,但TSH的作用不被三氟拉嗪抑制,表明TSH的作用机制与NE不同。槲皮素抑制甲状腺过氧化物酶,该酶参与甲状腺球蛋白碘化,并可能抑制碘器官发生。由此认为,NE对碘器官发生的促进作用是通过C-激酶系统和钙调蛋白系统发生的,但也有可能是通过细胞内Ca^++直接增加甲状腺过氧化物酶活性。
项目成果
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专著数量(0)
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会议论文数量(0)
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