高速核分裂計数管を用いたアクチノイド核種高速中性子核分裂断面積の精密測定

使用快速裂变计数器精确测量锕系核素的快中子裂变截面

基本信息

批准号：
62580171
负责人：
馬場護
金额：
$ 0.77万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1987
资助国家：
日本
起止时间：
1987 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は, 原子炉の核特性, 核燃料サイクル, 消滅処理などにおいて重要なアクチノイド核種の核分裂断面積の精密測定のために, 高速核分裂計数システムを開発し, 核分裂試料からのアルファ線と室内散乱中性子よるバックグランドを大幅に減少させることによって, 高精度の断面積測定を行うことを目的とする. 本研究により下記に示す成果を得た.1.核分裂率測定用平行平板型電離箱の応答を最適化するため, 時間分解能と液高分解能の電極間距離依存性を, 実験とシミュレーション計算により調べた. この結果, 両者は電極間距離とともに有意な変化を示し, 6mm程度の距離において最も良好となることが判明し, 高速エレクトロニクスを用いた信号処理により, 4〜5ナノ秒の時間分解能を得た. 同時にアルファ線との分離も十分な波高分解能が達成された.2.開発した計算システムとパルスビームを用いた飛行時間対波高分布の二次元データ収集方式とそのデータ処理法を検討し, 有効な手法を確立した. 従来の直流ビームを用いる方式にくらべ, バックグランドは十分の一以下に低減され, かつバックグランド評価に伴う誤差も大きく減少した.3.1, 2の手法と東北大学ダイナミトロン加速器によるパルス中性子ビームを用い, プルトニウムー239, 240, 242の3核種に対し0.6-7MeVのエネルギ範囲において核分裂断面積を測定した. 測定はウラン235に対する相対測定の方法によった. 得られたデータから種々の誤差要因の相関を考慮した解析により核分裂断面積を導出した. 測定データは誤差が2%前後と小さく本手法の有効性を示すとともに, 今後のデータ整備に貢献するものと期待される. 本研究の成果はすでに原子力学会, 核データ研究会などで報告され, 本年5月の核データ国際会議でも発表される予定である.

这项研究开发了一种高速核裂变计数系统，用于精确测量阳床类核素的裂变横截面，这在核能，核燃料周期和歼灭处理中很重要，并旨在通过从室内和室内散射的散射中，使高度准确的横截面面积测量可显着减少裂缝的背景。这项研究获得了以下所示的结果：1。为了优化平行板电离室的响应，以测量裂变速率，通过实验和模拟计算研究了时间分辨率和液体高分辨率的电极间距离依赖性。结果表明，这两种情况都显示出与电极间距离的显着变化，并且在约6 mm的距离下实现了最佳结果，并且通过使用高速电子设备进行信号处理，获得了4至5纳秒的时间分辨率。同时，与α线分离达到了足够的波高度分辨率。2。研究了开发的计算系统和使用脉冲梁和数据处理方法飞行时间分布的二维数据收集方法，并建立了有效的方法。与传统的DC光束系统相比，背景降低至十分之一，并且与背景评估相关的误差大大降低了。3.1和2方法和使用Tooku University Dynamitrondantron加速器使用TOHOKU University Dynamitron加速器的脉冲中子束用于测量核裂变截面的能量范围为0.6-7 MEV的能量范围为0.6-7 MEV，使用了三核：Pluton a laston a laston A a pluton a的方法：240和242，以及242，以及242，和242。铀235的测量。裂变横截面是通过分析各种错误因素的相关性来得出的。测得的数据的误差较小，约为2％，并且显示了该方法的有效性。预计它将为未来的数据开发做出贡献。这项研究的结果已经在核能学会和核数据研究协会上进行了报道，并将在今年5月的国际核数据会议上介绍。