有機超伝導体における電子状態の圧力依存性:磁気共鳴法による研究

有机超导体中电子态的压力依赖性：磁共振方法研究

• 批准号: 60213013
• 负责人: 高橋 利宏
• 金额: $ 2.56万
• 依托单位: Gakushuin University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Special Project Research
• 财政年份: 1985
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1985 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-60213013/
• 关键词: 有機超伝導体; 【(TMTSF)_2】【PF_6】; 【(BEDTTTF)_2】【I_3】; SDW相; 圧力; 磁気共鳴

有機超伝導体における低温電子状態の圧力依存性を、磁気共鳴法を用いた微視的な立場から明らかにすることが、本研究の目的である。本年度の主な研究成果は次の通りである。1.【(TMTSF)_2】【PF_6】の低温SDW相について、【^1H】-NMRの詳細な解析によりSDWの振巾、波数をはじめて決定した。SDW波数はバンド構造から期待されるフェルミ面のネスティングベクトルと実験誤差内で一致し、SDW機構についての理論的予測を裏づける証拠となった。又、SDW振巾は低温で8%【μ_b】/分子と決定され、その温度依存性を明らかにした。この値は平均場理論の予測より約3倍大きく、今後の問題を提起した。2.同物質の【^1H】-NMR緩和時間の測定から、4Kに新しい相転移が存在することを強く示唆する異常を見出した。この転移の前後でSDW特性には大きな変化がないことが確認され、SDW相の内部構造という新しい側面についての検討が必要となった。3.β-【(BEDTTTF)_2】【I_3】において100K以下のコリンが緩和の圧力依存性を調べた。この結果、電子系の状態密度が圧力下でもあまり変化しないことが明らかとなった。この事実は、圧力下での超伝導転移温度Tcの増大の機構を考える上での重要な知見である。4.同物質において、195Kにおける超格子構造の発生に伴って、【^1H】-NMR線巾が増大する事実を見出した。これは、超格子がエチレン基の運動と密接に関連していることを示す。さらにこの振舞が圧力に極めて敏感であることが明らかとなり、Tc増大の機構との関連が注目される。5.主要設備として新たに【^3He】減圧クライオスタット系を整備、0.35Kまでの測定が可能となった。これを用い、後述物質の超伝導転移を確認し、詳細な測定を開始した。

这项研究的目的是阐明使用磁共振的微观角度，从有机超导体中低温电子状态的压力依赖性。今年的主要研究结果如下：1。对于[（TMTSF）_2] [PF_6]的低温SDW阶段，首次通过对[^1H] -nmr的详细分析来确定SDW的挥杆宽度和波浪数。 SDW波数与费米表面的嵌套载体相吻合，在实验误差中可以从带状结构中预期，提供了支持SDW机制的理论预测的证据。此外，在低温下，确定SDW秋千为8％[μ_b]/分子，并且显示其温度依赖性。该值大约是平均野外理论的预测的三倍，从而引发了未来的问题。 2。对同一物质的[^1H] -NMR松弛时间的测量发现异常，强烈表明存在新的相变为4K。已经证实，在此过渡之前和之后，SDW属性没有显着变化，并且有必要考虑SDW阶段内部结构的新方面。 3。在β-[（bedtttf）_2] [I_3]中研究了低于100K的胆碱的压力依赖性。结果，已经揭示了电子系统状态的密度即使在压力下也不会改变太大。这一事实对于考虑在压力下增加超导过渡温度TC的机制很重要。 4。我们发现，[^1H] -NMR线的宽度随着该材料195K的超晶格结构的发生而增加。这表明超晶格与乙烯基的运动密切相关。此外，已经揭示了这种行为对压力极为敏感，并且其与TC增加机制的关系引起了人们的注意。 5。已经开发了一种新的主​​设备来减少压力低温恒温器系统，使测量值高达0.35K。使用此情况，确认了下述材料的超导过渡，并开始了详细的测量。

项目成果

J.Phys.Soc.Jpn.55-5. (1986)

J.Phys.Soc.Jpn.55-5。

J.Phys.Soc.Jpn.55-4. (1986)

J.Phys.Soc.Jpn.55-4。