性ホルモン依存性がんの発生機構

性激素依赖性癌症的发生机制

基本信息

批准号：
60010046
负责人：
松本圭史
金额：
$ 10.82万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Cancer Research
财政年份：
1985
资助国家：
日本
起止时间：
1985 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

性ホルモン依存性癌である前立腺癌、乳癌、内膜癌の日本における発生率は欧米の5-10%と低い。しかし、日本における食事と体格の欧米化とともに増加している。したがって、将来は欧米の様に、日本でもこれらが男・女の代表的な癌になると考えられる。以上のことから、食事と体格の欧米化→ホルモン環境の変化→癌発生の増加の相関を明らかにし、性ホルモン依存性癌増加への対策をたてる。1.前立腺癌の発生を促進する因子を明らかにするためには、まずよい前立腺々癌の発癌モデルを作る必要がある。本年は、女性ホルモンを反復投与しその間にdimethyl aminobiphenylを投与する方法(女性ホルモンで前立腺を萎縮させ、中止して増殖する時に発癌剤を投与)で、小さい前立腺癌を70%のラットに発生させることに成功した。本法を用い、進行前立腺癌を発生させる因子を検索できる様な体制になった…伊東。2.男性ホルモン依存性のマウスシオノギ癌を用いる無血清培地の細胞培養の実験で、その作用は癌細胞が分泌する成長因子を介することが示された。本実験系で、性ホルモン誘導性の増殖因子を明らかにして癌発生との相関にせまる…松本、佐藤、寺田。 3.ラット化学発癌乳癌、マウス乳癌の発生は、プロラクチンとエストロゲンで促進されるが、プロゲステロン、成長ホルモンで0軽度に促進された…吉田、長沢、福田、田口。4.肥満者では、閉経後の乳癌の相対危検率が約2倍であった。本年は、子宮体癌・対照研究を行い、肥満群の体癌発生の相対危検率は30-70才代の全ての年令で2以上であることを明らかにした。肥満は女性ホルモンの増加等をおこし、乳癌、内膜癌の発生を促進すると考えられる…坂元。

日本前列腺癌、乳腺癌、子宫内膜癌等性激素依赖性癌症的发病率比欧美国家低5-10%。然而，随着日本的饮食和体质变得更加西化，这种情况正在增加。因此，未来这些癌症被认为将成为日本男性和女性最常见的癌症，就像欧洲和美国一样。基于此，我们将阐明饮食与身体体质西化→荷尔蒙环境变化→癌症发病率增加之间的相关性，并针对性激素依赖性癌症的增加制定对策。 1、为了明确促进前列腺癌发生发展的因素，首先需要建立良好的前列腺癌癌变模型。今年，我们采用了反复注射雌性激素，中间注射二甲基氨基联苯的方法，让70%的老鼠患上了小前列腺癌（雌性激素会导致前列腺萎缩，当前列腺停止增殖时，会产生致癌物质）我成功地做到了这一点。使用这种方法，我们现在拥有一个系统，可以让我们搜索导致晚期前列腺癌的因素......伊藤。 2.使用雄激素依赖性小鼠盐野癌在无血清培养基中进行细胞培养实验表明，该作用是由癌细胞分泌的生长因子介导的。使用这个实验系统，我们将阐明性激素诱导的生长因子并探索它们与癌症发展的相关性......Matsumoto、Sato、Terada。 3.化学致癌性大鼠乳腺癌和小鼠乳腺癌的发展受催乳素和雌激素促进，但受黄体酮和生长激素轻微促进...Yoshida，Nagasawa，Fukuda，Taguchi。 4.肥胖者绝经后患乳腺癌的相对风险大约是肥胖者的两倍。今年，我们对子宫内膜癌进行了对照研究，发现30岁至70岁的所有年龄段中，肥胖人群患子宫内膜癌的相对风险为2或更高。肥胖被认为会导致女性荷尔蒙增加，促进乳腺癌和子宫内膜癌的发展……坂本。