性行動に関わるＧｎＲＨペプチドニューロンが中枢神経回路に及ぼす作用の生理学的研究

参与性行为的GnRH肽神经元对中枢神经回路影响的生理学研究

基本信息

批准号：
13J08601
负责人：
馬谷千恵
金额：
$ 2.11万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2013
资助国家：
日本
起止时间：
2013-04-01 至 2016-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13J08601/
关键词：
GnRH 視覚神経修飾神経生理学神経ペプチド電気生理学

项目摘要

動物の知覚や行動は生殖状態に依存して柔軟に調節されるが、その機構には未解明の部分が多い。終神経GnRH（Gonadotropin Releasing Hormone：生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン）ニューロンは脊椎動物において生殖状態を感知し、性行動の動機付けを調節することが示唆されている一方、視覚中枢の視蓋に密に軸索を投射している。そのため、生殖状態が終神経GnRHニューロンを介して視蓋に伝わることで生殖状態と視覚情報が統合されるという仮説をたてた。そしてこの仮説を検証するため、視神経－視蓋神経細胞間における終神経GnRHニューロンの作用を解析する計画を立てた。本年度の成果として、GnRHによる視覚神経系の修飾作用の分子機構を明らかにした。具体的には、GnRHは視蓋神経細胞のうち、脳室周囲層に存在するSPV（stratum periventriculare）ニューロンに受容され、過分極を引き起こすCa依存性Kチャネルを開くことによりSPVニューロンの興奮性を低下させることを明らかにした。そして、このSPVニューロンの興奮性の低下により、視神経－視蓋神経細胞間の神経伝達が変化することが示唆された。以上の研究により、今まで不明であった、視覚神経系におけるGnRHによる神経修飾機構をイオンチャネルへの作用レベルまで詳細に明らかにした。本研究成果は、第38回日本神経科学学会やSociety for Neuroscienceにおいて発表するとともに、Journal of Neurophysiology誌に掲載された。

动物的感知和行为受到其生殖状态的不同，但其机制中有许多不清楚的部分。促性腺激素释放激素（GNRH）神经元被建议以感知生殖状态并调节脊椎动物中的性行为动机，而它们则密集地将轴突伸入视觉中心的视觉上。因此，我们假设生殖状态通过末端神经GNRH神经元传播到底膜，该神经元整合了生殖状态和视觉信息。为了检验这一假设，我们建议分析视神经和视神经细胞之间末端神经GNRH神经元的影响。由于今年，我们阐明了GNRH对视觉神经系统的修饰的分子机制。具体而言，我们已经证明了GNRH是由SPV（层植术层）神经元接收到的，存在于视觉直肠神经元的脑室层中，并且通过打开引起超极化的CA依赖性K通道来降低SPV神经元的兴奋性。有人提出，SPV神经元的兴奋性降低会改变视神经和视神经细胞之间的神经传递。上述研究详细揭示了gnRH在视觉神经系统中的神经调节机制，直到对离子通道的作用水平。这项研究的结果是在日本神经科学和神经科学学会的第38学会上提出的，并发表在《神经生理学杂志》上。