固/液電子伝達系に於ける不斉反応場の構築

固/液电子传输体系中不对称反应场的构建

基本信息

批准号：
10132244
负责人：
田中秀雄
金额：
$ 1.6万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

電子を放出できる金属(電子源)と電子移動担体となる金属イオン(M^<n+>/M^<m+>)を含む溶液との固/液界面では多様な電子伝達系が形成される.この電子伝達系での電子移動や後続反応を制御し、望む反応だけを実現するための新しい電子伝達系の設計と反応制御について研究を行い、β-ラクタム系化合物の合成の鍵反応となる二三の特異的官能基変換、およびアルミニウムを電子源とする触媒的“野崎・檜山・岸反応"の開発に成功した.後者は、アルミニウムを電子源とするクロム(II)の再生・循環システムの構築に関するもので、アルデヒドと臭化アルケニルとをNiBr_2/CrCl_2/Al(0.01/0.1/2)/DMF系で反応させると、期待どうりの触媒的な反応が進行し、アリルアルコールが生成することを見い出した.さらに、不安定で取り扱いにくいクロム(II)塩(CrCl_2)にかわって安価で取り扱いやすいクロム(III)塩(CrCl_3)を用いる同様なクロム(II)の再生・循環システムの構築についても検討した.実際に市販のCrCl_3を用いると(NiBr_2/CrCl_3/Al(0.01/O.1/2)/DMF)反応は全く進行しなかったが、この系に少量の亜鉛を加えるとスムースに反応が開始し、アリルアルコールを収率よく与えることが分かった.他の金属/金属塩あるいは有機レドックス/金属塩などの新しい電子伝達系の創製とその反応制御についても並行して研究を進め、固/液界面での新反応開発に向けた新しい指針を得ている.

在金属（电子源）之间的固体/液体界面上形成了各种电子传递系统，该金属（电子源）和含有金属离子（M^<n+>/m^<m+>）的溶液（用作电子传递载体）。我们对新电子转移系统的设计和反应控制进行了研究，以控制电子传输系统中的电子传递和随后的反应，并仅实现所需的反应，并成功地与铝作为电子源形成了催化“ Nozaki，Hiyama和Kishi反应”。后者与以铝为电子源的铬（II）的再生和循环系统有关。当醛和烷基溴与NIBR_2/CRCL_2/AL（0.01/0.1/2）/DMF系统反应时，催化反应会按预期进行。我们还研究了使用廉价且易于处理铬（II）盐（CRCL_3）而不是不稳定且难以处理铬（II）盐（CRCL_2）的铬（II）盐（II）盐（II）盐（II）盐（II）盐（II）盐（II）盐（crcl_3）的构建。实际上，当商业可用的CRCL_3（NIBR_2/CRCL_3/AL（0.01/O.1/2）/DMF）完全没有进行反应，但发现在该系统中添加少量锌会导致反应启动，从而使Allyl酒精的高收益产生高收益。我们还一直在进行有关创建新电子传输系统（例如其他金属/金属盐或有机氧化还原/金属盐）的并行研究，并控制其反应，为在固体/液体界面上开发新反应的开发提供了新的指南。