石垣島における小降雨乾燥期間の流域水文特性に関する研究

石垣岛少雨枯水期流域水文特征研究

• 批准号: 08760224
• 负责人: 酒井 一人
• 金额: $ 0.7万
• 依托单位: University of the Ryukyus
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08760224/
• 关键词: タンクモデル; 流出特性; 小降雨期間

石垣島の真栄里ダム流域、沖縄県本島の奥川および報得川、タイ国ピン川の4流域においてタンクモデルを用いて流出解析し、真栄里ダム流域と他の流域の解析結果を比較することにより石垣島の河川の流出特性について検討した。真栄里ダム流域は、森林地帯で、流域面積は4.82km^2と小さく、しばしば梅雨がおわり台風の季節まで小降雨期間が続く。このような真栄里ダム流域との比較のために選んだ三流域は次のような特徴を持つ。奥川は、流域面積は5.44km^2、森林地帯であり一年を通して雨が多い。報得川は、流域面積17.52km^2、畑地帯であり一年を通して雨が多い。ピン川は、流域面積6355km^2、11月から3月まで半年の乾期を持つ。上のような4流域についてタンクモデルを用いて流出解析し次のような結果を得た。(1)真栄里ダム流域は奥川流域と同様に最上段タンクの浸透孔が報得川のものより大きく、森林地帯での浸透能の大きさを表している。(2)沖縄県の河川とピン川の比較においては、小流域では基底流出が少ないため、最下段タンクの流出孔が大流域のものより大きく減衰が速い。また、小流域では最上段タンクの流出孔が大きく洪水のピークが鋭く速く終わることを表している。(3)ピン川流域は半年の乾季を持ち、雨季の初めは損失雨量が多く流出率は低い。真栄里ダム流域においても、約1ケ月の小降雨期間のあとには同様の現象が見られた。以上より、真栄里ダム流域は沖縄県の他の河川流域と大きな違いはないが、小降雨期間後には半年の乾季を持つ流域と同様の流出特性を示すことが認められた。

我们使用水箱模型对石垣岛的真里水坝流域、冲绳本岛的奥川河和穗德川以及泰国的平河这四个流域进行了径流分析，并对真里水库流域和泰国的平河的分析结果进行了比较。对岛上其他流域的径流特征进行了调查。真里水坝盆地是森林地区，盆地面积较小，为4.82km^2，经常有持续到雨季结束和台风季节的小雨期。选择与真里水坝盆地进行比较的三个盆地具有以下特点。奥川流域面积5.44km^2，为森林地区，全年雨水较多。穗德川流域面积17.52km^2，属农田区，全年降雨量较多。平河流域面积6355km^2，11月至次年3月有半年旱季。利用水池模型对上述四个流域进行径流分析，得到以下结果。 （1）在真里水坝流域，与奥川流域一样，顶池的渗水孔比穗德川的渗水孔大，说明林区的渗水能力较大。 (2) 比较冲绳县的河流和平川，由于小流域底径流量较少，因此底池的出流孔比大流域更大，衰减也更快。另外，在小流域中，顶水箱的出流孔较大，表明洪峰结束较快且较快。 （3）平河流域有半年旱季，雨季初期，降雨量损失大，径流率低。在经历了大约一个月的小雨后，在真里水库盆地也观察到了类似的现象。由上可知，前里水坝流域与冲绳县其他河流流域并无显着差异，但经过一段小雨后，呈现出与经历半年旱季的流域相似的径流特征。