伝統的農業システムの動的保全に向けた進化メカニズムに関する日中比較分析

传统农业系统动态保护演化机制比较分析

• 批准号: 22KK0092
• 负责人: 高田 晋史
• 金额: $ 11.15万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-10-07 至 2027-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KK0092/
• 关键词: 世界農業遺産; GIASH; 伝統的農業システム; 動的保全; 中国重要農業文化遺産; 進化メカニズム

今年度は、①進化論に基づく理論的枠組みの構築、②国内における世界農業遺産地域での基礎調査を行なった。①については、進化生物学者を招いた研究会を開催し、進化論に関する理解を深めるとともに、進化生物学者からの助言を踏まえながら、進化論の枠組みの本研究への援用について検討した。②については、徳島県にし阿波地域と静岡県伊豆地域で基礎調査を実施した。まず、徳島県にし阿波地域では、主に3つの視点から調査を行った１つ目は、伝統的農業システムの根幹をなす農法の変化を把握するために、80歳以上の高齢農家に対し質的調査を実施した。この調査をもとに、過去から現在にかけての農法の変化とその背景について整理した。2つ目は、全域に普及している農泊世帯を対象に質的調査を実施し、農泊経営と農法及び伝統食の保全との関係について整理した。3つ目は、農法に関するナレッジがどのように継承されているのかという視点から、50から60歳代の農家に対してヒアリング調査を行い、経営形態とナレッジの継承との関係について整理した。この他、県農業支援センターには地域における農業経営の概要や農法の変化状況について、徳島剣山世界農業遺産推進協議会事務局には世界農業遺産認定までのプロセスや動的保全計画についてのヒアリングを行った。静岡県伊豆地域では、行政担当者に対してはわさび栽培の歴史的経緯、農家に対しては農業経営や農法についてのヒアリングを行い、わさび栽培の成立と普及、産地化の経緯、流通構造の変遷についての整理を行った。

今年，我们（1）构建了基于进化论的理论框架，（2）在日本的世界农业遗产地区进行了基础研究。关于①，我们召开了一个研究小组，邀请进化生物学家来加深我们对进化论的理解，并在进化生物学家的建议下考虑将进化论的框架应用到本研究中。对于②，在德岛县西阿波地区和静冈县伊豆地区进行了基础调查。首先，在德岛县阿波地区，我们从三个主要角度进行了调查。基于此研究，我们总结了从过去到现在农业方法的变化及其背景。其次，我们针对该地区广泛存在的农家乐户进行了定性调查，分析了农家乐管理、耕作方式和传统食品保存之间的关系。第三，从农法知识如何传承的角度，我们对50多岁、60多岁的农民进行了访谈，理清管理方式与知识传承的关系。此外，县农业支援中心将介绍该地区的农业管理和耕作方法的变化概况，德岛剑世界农业遗产推进委员会秘书处将提供有关世界农业遗产指定过程和动态保护的采访计划去了。在静冈县伊豆地区，我们采访了行政官员，了解芥末种植的历史背景，并采访了农民，了解农业管理和耕作方法的变化。