１６・１７世紀中国江南地域における旅行と絵画の関係についての事例研究

16、17世纪中国江南地区旅行与绘画关系个案研究

基本信息

批准号：
17K13360
负责人：
植松瑞希
金额：
$ 2.08万
依托单位：
Tokyo National Museum
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2017
资助国家：
日本
起止时间：
2017-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、中国における旅行文化の発展過程の一端を、絵画史研究の立場から明らかにすることを目的とする。遂行にあたっては、明時代、16・17世紀の江南地域で作られた旅行絵画の事例研究を重視する。主要な対象として、陸治筆「白岳紀遊図冊」（藤井斉成会有鄰館蔵）、文伯仁筆「四万山水図」（東京国立博物館蔵）、張宏筆「越中真景図冊」（大和文華館蔵）を設定し、様式比較・文献精読・実地踏査の3方向からの検討を試み、旅行絵画としてのそれぞれの作品の歴史的価値を論じようとするものである。本2022年度は、前21年度までに、関連作品との様式比較、関連文献の精読を進めていた、文伯仁筆「四万山水図」についての研究をまとめた。作品の基本情報と画風の史的位置を確認したうえで、その主題と旅行文化との関わりについて論じた。本研究は論文として翌23年度に発表予定である。また、やはり16世紀に江南で活動した謝時臣という画家の「モウ川積雨図」（東京国立博物館蔵）の旅行文化との関わりに着目し、関連作品と文献の調査を進めた。唐の詩人、王維が別荘を営んだ地として知られるモウ川（陝西省）は、明時代には旅行の目的地としても憧れの対象となっていた。謝時臣は旅行先として人気を集めた名勝を多く描いた画家であるが、「モウ川積雨図」もまたそのような名勝図の一つと位置付けられることが明らかになった。以上は中間報告を口頭発表したほか、論文として翌23年度に発表予定である。このほか、陸治筆「白岳紀遊図冊」についても関連文献を継続して精読した。

本研究的目的是从绘画史研究的角度厘清中国旅行文化的部分发展过程。在本项目的实施中，我们将重点对明代及16、17世纪江南地区的游记绘画进行个案研究。主要展品有鲁智的《白月纪游图》（藤井精成会游林馆藏）、金文波的《石幔风景》（东京国立博物馆藏）、张宏的《越中马克图》等。从风格比较、细读文献、实地考察三个方向来探讨每幅作品作为游记画的历史价值。 2022年，我们对任文波《石幔山水》的研究进行了总结，为此我们一直在与相关作品进行风格比较，并仔细阅读相关文献，直到2021年为止。在确认了作品的基本信息和画风的历史地位后，我们讨论了它的主题以及它与旅行文化的关系。这项研究计划在下一财年以论文形式发表。此外，我们还关注了16世纪活跃于江南的画家谢世臣的《牟川雨图》（东京国立博物馆藏）与旅游文化的关系，并进行了研究。相关作品和文件。牟河（陕西省），被称为唐代诗人王维的居住地，在明代是一个令人向往的旅游胜地。谢世臣是一位画家，曾画过许多作为旅游胜地而广受欢迎的风景画，而《牟河雨》显然也是其中的一幅风景画。除口头陈述中期报告外，上述内容计划于下一财年以论文形式发表。另外，我继续仔细阅读了卢植的《爆月纪游族书》的相关文献。

项目成果

期刊论文数量（2）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

隨園の記録―袁樹筆『小倉山房図巻』

园记——袁术《小仓三博图卷》

DOI：
发表时间：
2017
期刊：
美しき庭園画の世界―江戸絵画にみる現実の理想郷
影响因子：
0
作者：
藤本真理子;西嶋亜美;西嶋亜美;藤本真理子　西嶋亜美;西嶋亜美;西嶋亜美;西嶋亜美;西嶋亜美;西嶋亜美;西嶋亜美;西嶋亜美;亀田真澄;Masumi Kameda;Masumi Kameda;植松瑞希
通讯作者：
植松瑞希

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