遺伝子・生化学マーカー・神経画像解析を組み合わせた統合失調症の進行性脳病態の解明

通过结合遗传、生化标记和神经影像分析来阐明精神分裂症的进行性脑病理学

• 批准号: 20023009
• 负责人: 笠井 清登
• 金额: $ 4.16万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 2008
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2008 至 2010
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20023009/
• 关键词: 統合失調症; 遺伝子; 生化学マーカー; 神経画像; 進行性脳ボウタイ; 進行性脳病態

統合失調症の進行性脳病態を解明するため、神経画像、分子、遺伝子レベルでの多角的な検討を行った。健常者、統合失調症の前駆期、初発統合失調症、慢性期統合失調症の患者群を対象に、1H-MR spectroscopyを用いた前部帯状回グルタミン酸レベルの計測を行った。その結果、健常対照群に比べ、前駆期では一過性にグルタミン酸レベルが上昇しており、その後初発期、慢性期にかけて減少することを見出した。この結果は、グルタミン酸の一過性の過興奮による神経毒性によって前駆期に病態が進行し、その後グルタミン酸レベルの低下に移行することを示しており、統合失調症の早期介入上重要な所見であると考えられる。健常者、統合失調症の前駆期、初発統合失調症、慢性期統合失調症の患者群を対象に、近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)を用いた前頭葉の酸素化ヘモグロビン濃度変化を測定した。前駆期～慢性期にかけてNIRS信号が減衰する様子がみられ、統合失調症の早期介入にNIRSを臨床応用するための根拠を与える知見であると考えられる。同様な検討をミスマッチ陰性電位(MMN)についても行い、同様な結果を得た。これらの所見と分子、遺伝子の対応を検討した。脳磁図で計測したMMN(MMF)と血液中d-serineの相関、NIRS信号とCOMT vall58met多型、σ1受容体遺伝子多型との関連、海馬・扁桃体体積とGRIN2A遺伝子多型との関連、を見出した。これらの知見を総合すると、統合失調症の前駆期～初発期の臨界期に進行性脳病態が存在し、神経画像所見と対応すること、その背景に分子、遺伝子の異常が想定されることが明らかとなり、統合失調症の早期発見のための神経画像の臨床応用や、早期介入の分子標的の同定に向けて重要な基礎的知見をもたらした。

为了阐明精神分裂症的进行性脑病理学，我们在神经影像，分子和遗传水平进行了多方面检查。在健康受试者，精神分裂症的前体阶段，初始精神分裂症和慢性精神分裂症中，使用1H-MR光谱法测量前扣带回谷氨酸水平。结果，我们发现与健康对照组相比，前体相的谷氨酸水平瞬时升高，然后在初始和慢性相中降低。该结果表明，由短暂性过度急诊谷氨酸引起的神经毒性导致病理在前驱阶段进展，然后发展为谷氨酸水平的降低，这被认为是对精神分裂症的早期干预的重要发现。在健康受试者，精神分裂症的前体，初始精神分裂症和慢性精神分裂症患者中，使用近红外光谱（NIR）测量额叶中氧化血红蛋白浓度的变化。可以看出，NIRS信号从前驱阶段减弱到慢性阶段，被认为是一个发现NIR在精神分裂症早期干预中临床应用的证据。对不匹配负电位（MMN）进行了类似的研究，并获得了相似的结果。我们研究了这些发现与分子和基因之间的对应关系。我们发现使用磁脑摄影和血液中的D丝氨酸，NIRS信号与COMT Val58met多态性之间的关系，σ1受体基因多态性以及海马和amygdala体积和Grin2a Gene Polymorphism之间的关系。综上所述，很明显，在精神分裂症的关键时期存在进行性脑病理学，这与神经影像学的发现相对应，并且在后台期望分子和遗传异常，为早期检测和鉴定出早期分子靶点的神经模仿的临床应用提供了重要的基本发现。

项目成果

事象関連電位を統合失調症の早期介入のマーカーとして応用する試みについて

尝试应用事件相关电位作为精神分裂症早期干预的标志

• 发表时间: 2009
• 作者: 荒木剛;他
• 通讯作者: 他

Disrupted integrity of the fornix is associated with impaired memory organization in schizophrenia

• DOI: 10.1016/j.schres.2008.03.008
• 发表时间: 2008-08
• 期刊: Schizophrenia Research
• 影响因子: 4.5
• 作者: K. Takei;H. Yamasue;O. Abe;Haruyasu Yamada;H. Inoue;M. Suga;Kayoko Sekita;H. Sasaki;M. Rogers;S. Aoki;K. Kasai

Gamma band activity during gaze processing in schizophrenia(poster)

精神分裂症患者凝视处理过程中的伽马带活动（海报）

• 发表时间: 2009
• 作者: Kirihara K;et al.
• 通讯作者: et al.

統合失調症の進行性脳病態仮説

精神分裂症的进行性脑病理学假说

• 发表时间: 2009
• 期刊: 医学のあゆみ 231
• 作者: 高野洋輔;小池進介;笠井清登
• 通讯作者: 笠井清登

アットリスク精神状態および初回エピソード統合失調症におけるミスマッチ陰性電位:予備的検討(ポスター)

高危精神状态和首发精神分裂症中的不匹配负电位：初步研究（海报）

• 发表时间: 2009
• 作者: 多田真理子;他
• 通讯作者: 他