コンドロイチン硫酸プロテオグリカンPTPζの情報伝達と小脳皮質の形成機構

硫酸软骨素蛋白多糖PTPζ的信息传递及小脑皮质形成机制

基本信息

批准号：
17046026
负责人：
前田信明
金额：
$ 3.07万
依托单位：
Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

PTPζは、コンドロイチン硫酸プロテオグリカンとして生合成される脳特異的受容体型チロシンホスファターゼである。昨年度我々は、本分子がDelta様の細胞外領域を持つ膜蛋白質、DNERと相互作用することを見い出した。本年度は、PTPζの情報伝達がDNERとどのような共役関係にあるかを検討した。我々は既に、PTPζがヘパリン結合性成長因子プレイオトロフィンをリガンドとして情報伝達することを明らかにしている。そこで、PTPζ陽性のNeuro-2A神経芽細胞にDNERを強制発現させ、プレイオトロフィン刺激の効果を解析した。その結果、プレイオトロフィンは、DNERのエンドサイトーシスを抑制し、本分子の細胞膜への蓄積を促進することが明らかになった。また、DNERはNeuro-2A細胞のレチノイン酸依存的な細胞分化を抑制したが、プレイオトロフィン刺激は、これを脱抑制し、細胞分化を促進した。DNERはNotchのリガンドとして機能し、神経細胞の分化に重要な役割を果たしていることが知られている。PTPζ-プレイオトロフィン情報伝達は、DNERのチロシン燐酸化状態を規定することによって、本分子の細胞膜への提示とエンドサイトーシスを調節し、DNER-Notch情報伝達の強度を制御している可能性が考えられる。また、PTPζのコンドロイチン硫酸部分は、PTPζ-プレイオトロフィン情報伝達の必須構成要素となっており、今後、コンドロイチン硫酸の除去あるいはその構造改変が、DNERの情報伝達にどのような影響を及ぼすかを解析する予定である。

PTP 是一种大脑特异性受体酪氨酸磷酸酶，生物合成为硫酸软骨素蛋白聚糖。去年，我们发现该分子与 DNER 相互作用，DNER 是一种具有 Delta 样胞外区域的膜蛋白。今年，我们研究了 PTP z 信息传递和 DNER 之间的共轭关系。我们已经证明 PTP z 使用肝素结合生长因子多效蛋白作为配体来转导信号。因此，我们迫使 PTP z 阳性 Neuro-2A 神经母细胞表达 DNER 并分析多效素刺激的效果。结果表明，多效蛋白抑制 DNER 内吞作用并促进该分子在细胞膜上的积累。此外，DNER 抑制 Neuro-2A 细胞的视黄酸依赖性细胞分化，但多效蛋白刺激可抑制这种抑制并促进细胞分化。 DNER 作为 Notch 配体发挥作用，已知在神经元分化中发挥重要作用。 PTP z-多效蛋白信号传导可以通过调节 DNER 的酪氨酸磷酸化状态来调节该分子向细胞膜的呈递和内吞作用，从而可以控制 DNER-Notch 信号传导的强度。此外，PTP z 的硫酸软骨素部分是 PTP z -多效素信息传递的重要组成部分，我们将继续研究去除硫酸软骨素或改变其结构将如何影响 DNER 信息传递。

项目成果

期刊论文数量（8）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Developmental and regional expression of heparan sulfate sulfotransferase genes in the mouse brain.

DOI：
10.1093/glycob/cwi090
发表时间：
2005-10
期刊：
Glycobiology
影响因子：
4.3
作者：
T. Yabe;T. Hata;Jue He;N. Maeda
通讯作者：
T. Yabe;T. Hata;Jue He;N. Maeda

Developmental change and function of chondroitin sulfate deposited around Purkinje cells.

浦肯野细胞周围沉积的硫酸软骨素的发育变化和功能。

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
J.Neurosci.Res. 82
影响因子：
0
作者：
Shimazaki;Y.;Nagata;I.;Ishii;M.;Tanaka;M.;Marunouchi;T.;Hata;T.;Maeda;N.
通讯作者：
N.

未来を拓く糖鎖科学

糖科学开启未来

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
影响因子：
0
作者：
Kato;D;Nakagawa M;Y.Yamaguchi et al.;H.Sasakawa et al.;S.Tashiro et al.;M.Kawasaki et al.;M.Nakasako et al.;M.Akutsu et al.;S.Tashiro et al.;加藤晃一他;神谷由紀子他;山口芳樹他;山口芳樹
通讯作者：
山口芳樹

Neural Network Research Horizons (Ed. : Martin L. Weiss)

神经网络研究视野（编辑：Martin L. Weiss）