消滅の危機にあるアイヌ語諸方言の方言分類に関する研究

濒临灭绝的阿伊努语方言的方言分类研究

基本信息

  • 批准号:
    12039202
  • 负责人:
  • 金额:
    $ 3.39万
  • 依托单位:
  • 依托单位国家:
    日本
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
  • 财政年份:
    2000
  • 资助国家:
    日本
  • 起止时间:
    2000 至 2002
  • 项目状态:
    已结题

项目摘要

研究業績の一つは、アイヌ語学上、各方言において古くから問題となって来たわたり音の問題について、これまで各方言についてなされてきた所説を逐一検討し、さらに実地調査で得られた新しいデータを加えて、その解釈、意義について、新しい考え方を提唱したことがあげられる。なお、データの分析に際し、解釈の客観性を高めるため、サウンドスペクトログラフによる音声分折を行い、その結果を検証に用いた。その結果、少なくともいくつかのアイヌ語方言においては、問題の音は、類似の環境における単なる「わたり」に比して明白に長い持続を持ち、したがって、音声学的には、その調音のために調音器官が独立の運動をなす単音と認めるべき可能性が高いことが明らかになった。このことによって、同じ音声的環境でゼロと対立し、しかもその出現が、音声的条件ではなく、形態的な条件によって規定されていることを明らかにし、従来の記述とは異なり、問題の音を独立の音素と記述すべき点を論じた。もう一つの研究業績としては、厳密な意味で英雄叙事詩を記した最古と思われる文献について、書誌的、言語学的な分析を行い、成立年代、記録されている方言について、確証となる事実を明らかにした点があげられる。中でも刊行されたアイヌ語辞書としては世界最古とされる上原熊治郎『もしほ草』のテキストに出典があることを初めて立証した点は研究上大きな発見と言える。また、現代のアイヌ語諸方言においては極めて例外的とされている自動詞の他動詞活用がこの最古のテキストにも既にみられ、この現象が単なる誤用ではなく、動作主格的な文法カテゴリーが古くアイヌ語にもあったことを示すものではないか、という推論を述べた。
我的研究成果之一是,对于阿伊努语言学中长期以来一直存在的各个方言的问题,通过添加数据,他对每种方言所提出的论点进行了逐一研究。对其解释和意义提出了新的思考方式。为了提高分析数据时解读的客观性,我们使用声谱仪进行音频分析,并用结果进行验证。因此,至少在某些阿伊努方言中,所讨论的声音比类似环境中的“watawari”持续时间明显更长,因此,从语音上来说,由于其发音,很明显,存在较高的发音。它可能被认为是一个发音器官独立运动的单一音调。这清楚地表明它与同一语音环境中的零相对,并且它的出现是由形态条件决定的,而不是由所讨论的独立音素和应描述的点决定的。另一项研究成果是对被认为是严格描述英雄史诗的最古老文献进行了书目和语言分析,我们找到了证实其创作日期和记录的方言的证据。以下是一些观点。清除。其中,一项重大的研究发现是,首次证明了上原熊二郎的《Moshi Hoso》文本中有出处,据说这是世界上最古老的阿伊努语词典。此外,在现代阿伊努方言中被认为极为罕见的不及物词的及物动词变位,在这段最古老的文本中已经可以看到,而且这种现象不仅仅是误用,而是动作主格的语法范畴被他推测为这一点。可能表明日语也是如此。

项目成果

期刊论文数量(12)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
佐藤知己(編): "アイヌ語諸方言調査報告(1)"大阪学院大学. 217 (2002)
佐藤友美(主编):“各种阿伊努方言的调查报告(1)”大阪学院大学217(2002)。
  • DOI:
  • 发表时间:
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
  • 通讯作者:
佐藤 知己: "アイヌ語千歳方言におけるkaneの用法"北海道立アイヌ民族文化研究センター紀要. 8. 1-28 (2002)
佐藤智美:《千岁阿伊努方言中 kane 的用法》北海道阿伊努民族文化研究中心公报 8. 1-28 (2002)。
  • DOI:
  • 发表时间:
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
  • 通讯作者:
佐藤知己: "アイヌ語千歳方言の「第三類の動詞」の構造と機能"北海道立アイヌ文化研究センター紀要. 7. 51-71 (2001)
佐藤智美:《千岁阿伊努方言中‘第三类动词’的结构和功能》北海道阿伊努文化研究中心公报7. 51-71 (2001)。
  • DOI:
  • 发表时间:
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
  • 通讯作者:
Tomomi SATO: "Phonological Status of the Epenthetic Glides in the Chitose Dialect of Ainu"北海道アイヌ民族文化研究センター研究紀要. 9. 11-34 (2003)
佐藤友美:“阿伊努千岁方言中的附加滑音的音系状况”北海道阿伊努文化研究中心研究报告,9. 11-34 (2003)。
  • DOI:
  • 发表时间:
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
  • 通讯作者:
佐藤知己: "彰考館旧蔵アイヌ語テキスト「蝦夷チャランケ並浄瑠理言」について"北海道大学文学研究科紀要. 109. 31-58 (2003)
佐藤智美:“关于以前由翔古馆拥有的阿伊努文字‘Ezo Charanke Nami Jorurigon’”北海道大学研究生院文学学报109. 31-58 (2003)。
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  • 发表时间:
  • 期刊:
  • 影响因子:
    0
  • 作者:
  • 通讯作者:
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