ホヤ胚発生過程における割球の発生運命決定機構の解析

海鞘胚胎发育过程中卵裂球发育命运决定机制分析

基本信息

批准号：
07262202
负责人：
西田宏記
金额：
$ 1.6万
依托单位：
Tokyo Institute of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

初期発生過程において、各割球がどの組織を作る細胞になるのかを決定するしくみを解明するのが本研究の目的である。材料としては、研究上の利点に富んでいる原索動物(ホヤ)を用いた。本年度は、卵細胞質内組織決定因子によって決定がなされている内胚葉に関して、分子レベルでその決定機構を解明するべく解析を行った。(1)内胚葉特異的アルカリフォスファターゼの発現マボヤの孵化幼生を用いアルカリフォスファターゼの組織化学染色を行うと、内胚葉細胞にのみ強い活性が検出される。一方、発生過程を通してアルカリフォスファターゼの活性を検出すると、その活性は尾芽胚(受精後19時間)から現れ始めることがわっかた。転写阻害剤(アクチノマイシンD)と、翻訳阻害剤(ピューロマイシン)に対する感受性期より、アルカリフォスファターゼ遺伝子の転写は原腸胚期にはじまり、翻訳は尾芽胚期から起こり、翻訳が行われると同時に酵素活性が現れることが示唆された。(2)内胚葉特異的アルカリフォスファターゼの精製及びcDNAクローニングまず幼生の膜タンパク画分から、種々のカラムワーク及び電気泳動を用いて内胚葉特異的アルカリフォスファターゼ蛋白質の精製を行った。極微量のタンパクが精製されたが、それを用いてN末のアミノ酸配列を20アミノ酸決定した。この情報をもとにPCRとcDNAライブラリーのスクリーニングを行い、ほぼ全長を含むcDNAクローンを得た。現在、このcDNAを用い発現解析を進めている。

本研究的目的是阐明决定每个卵裂球在早期发育过程中将成为哪种组织的机制。作为材料，我们使用原索动物（海鞘），它具有许多研究优势。今年，我们分析了由卵母细胞细胞质中的组织决定因子决定的内胚层，以期在分子水平上阐明其决定机制。 (1)内胚层特异性碱性磷酸酶的表达当使用Maboya孵化幼虫进行碱性磷酸酶的组织化学染色时，仅在内胚层细胞中检测到强活性。另一方面，当在整个发育过程中检测碱性磷酸酶活性时，发现该活性开始出现在尾芽中（受精后19小时）。从对转录抑制剂（放线菌素D）和翻译抑制剂（嘌呤霉素）的敏感期开始，碱性磷酸酶基因的转录从原肠胚期开始，从尾芽期开始翻译，并且与翻译同时发生。酶活性出现了。 (2)内胚层特异性碱性磷酸酶的纯化和cDNA克隆首先，使用各种柱工作和电泳从幼虫膜蛋白级分中纯化内胚层特异性碱性磷酸酶蛋白。纯化极少量的蛋白质，并利用其确定20个氨基酸的N端氨基酸序列。基于该信息，进行PCR和cDNA文库筛选，获得了几乎包含全长的cDNA克隆。我们目前正在使用该 cDNA 进行表达分析。