分子進化学の新展開

分子进化的新进展

基本信息

批准号：
06273103
负责人：
長谷川政美
金额：
$ 77.44万
依托单位：
The Institute of Statistical Mathematics
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至 1996
项目状态：
已结题

项目摘要

ミトコンドリアを持たない真核生物について、蛋白質をコードしているいくつかの遺伝子の系統学的な解析を行い、真核生物の初期進化に関して新たな知見を得た(長谷川)。進化の過程で遺伝子の多様化がどのように進んだかという問題を明らかにするために、多数の遺伝子族の分子進化学的解析を行った。その結果、遺伝子重複による遺伝子の多様化は、真核生物の進化の過程で徐々に起きたのではなく、断続的かつ急速に起きたことが明らかになった(宮田)。HIVの遺伝子を分子進化的に解析し、その進化速度が異常に高いことを明らかにし、このウイルスの感染者体内における進化のメカニズムに関してもいくつかの知見を得た(五條堀)。3人の現代人と4種の類人猿で、ミトコンドリアDNAの全塩基配列を調べた結果、現代人の共通祖先の年代は約14万年前と推定され、「アフリカ単一起源説」が強く支持された(宝来)。独自に開発したSINEによる系統樹推定法を用いて、クジラの起源の解明とタンガニイカ湖のカワスズメ科魚類の系統関係の決定を行った。クジラの起源に関しては、クジラ目と反芻亜目とカバが単系統をなすことを明らかにした(岡田)。その他、動物体色の発現機構の進化(堀)、細胞内共生細菌の進化(石川)、脳で特異的に発現している転写因子class III POUの分子進化(植田)、無脊椎動物の生体防御系の進化(石和)、などについても成果を挙げた。

我们对不具有线粒体的真核生物中的几个蛋白质编码基因进行了系统发育分析，获得了有关真核生物早期进化的新知识（长谷川）。为了阐明基因多样化在进化过程中如何进行的问题，我们对大量基因家族进行了分子进化分析。结果表明，在真核生物的进化过程中，通过基因复制实现的遗传多样性并不是逐渐发生的，而是间歇性且快速发生的（Miyata）。对HIV基因的分子进化分析表明，其进化速度异常高，并且我们还获得了有关该病毒在感染个体（Gojobori）中进化机制的一些知识。通过检查三种现代人类和四种类人猿的完整线粒体DNA序列，估计现代人类的共同祖先距今约14万年，有力地支持了“单一非洲起源说”。完成（horai）。利用最初开发的 SINE 系统发育树估计方法，我们阐明了鲸鱼的起源，并确定了坦噶尼喀湖慈鲷的系统发育关系。关于鲸鱼的起源，人们发现鲸目动物、反刍动物和河马是单系的（冈田）。其他研究兴趣包括动物体色表达机制的进化（Hori）、内共生细菌的进化（Ishikawa）、大脑中特异性表达的转录因子III类POU的分子进化（Ueda）以及他在无脊椎动物生物学方面也取得了成果（Isawa）。