新しい物理的現象を示す強相関電子系のスピン揺動及び磁気励起の研究

强关联电子系统自旋涨落和磁激发研究呈现新物理现象

基本信息

批准号：
06244206
负责人：
神木正史
金额：
$ 1.92万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は,少数キャリアー物質CePおよびYb_4As_3の研究を中心に,以下のように大きな成果をあげることができた:1.CeP昨年度までの我々のCePに対する中性子散乱による研究の結果,磁場下において極めて特異な磁気構造が発見され,我々は,これを少数キャリアー系に本質的な現象,即ち,磁気ポーラロン格子の生成によるものと提唱してきた.本年度単結晶を用いた高圧下の中性子散乱の実験を行った結果,磁場下と同様の磁気構造が圧力下においても生じていることを見いだした.また磁場下においてもさらに詳しい研究を行った結果,これまで一部不明であった高磁場領域における磁気構造を決定し,またこれらの磁気構造の温度変化を明らかにすることができた.さらに,精密な中性子非弾性散乱の研究を行った結果,CePの励起スペクトルに,異なる2種類の基底状態を持ったCeイオンが存在していることを示すスペクトルの異常が見いだされた.いずれの実験結果も,上記の磁気ポーラロンモデルを強く支持するものであった.2.Yb_4As_3これまでの我々の多結晶による中性子非弾性散乱の研究の結果,Yb_4As_3の磁気励起スペクトルにおいて,この物質のヘビーフェルミオン的異常と関連すると思われる,異常なレスポンスが,2ないし4meVの低エネルギー領域に見いだされていたが,本年度はさらに,単結晶試料を用いた非弾性散乱の研究を行い,このレスポンスが,スピン波のような,強い分散を持ったものであることを,明らかにした.この結果は,この物質の異常が,20Kないし30Kの高温まで存在する,反強磁性的短距離秩序と深い関連があることを示している.3.その他の物質CeRhSbおよびYbPに対する中性子非弾性散乱の研究を行い,前者については,この物質の半導体的近藤効果に対応すると思われる,磁気励起のギャップを見いだし,後者については,近藤効果的な比熱の異常に対応する低エネルギ励起の異常(反強磁性的短距離秩序と思われる)を見いだした.

今年，我们能够取得出色的成果，重点是对少数族裔材料CEP和YB_4AS_3的研究，如下所示：1。直到去年，我们在磁场下发现了一个非常独特的磁性结构，我们提出这是由于少数载体系统中的基本现象，即磁性极性晶格的产生。今年，我们使用单晶在高压下进行了中子散射的实验，发现磁结构与磁场下的磁结构相似。我们还发现这发生在下部。此外，磁场下的进一步详细研究还确定了高磁场区域的磁结构，该区域以前是未知的，并且能够阐明这些磁性结构的温度变化。此外，通过进行精确的中子非弹性散射，我们发现在光谱中存在异常，表明CEP的激发光谱中存在两个不同接地态的CE离子。两个实验结果均显示上述磁极。 This model was strongly supported.2.Yb_4As_3As_3As_3As_3As_3As_3As_3As_3An abnormal response, which appears to be related to the heavy fermion abnormality of this material, was found in the low energy region of 2 to 4 meV.This year, we conducted further studies of inelastic scattering using single crystal samples, and found that this response has a strong dispersion, such as a spin wave.结果表明，该材料的异常与抗铁磁短距离阶密切相关，该抗铁磁短距离处的高温在20至30 k.3的高温下。 We conducted studies of neutron inelastic scattering for other materials CeRhSb and YbP, and for the former, we found a gap in magnetic excitation that appears to correspond to the semiconducting Kondo effect of this material, and for the latter, we found an abnormality of low energy excitation (presumably antiferromagnetic short-range order) that corresponds to the anomaly of Kondo effective specific heat.