酸性雨の生態系に及ぼす影響とその評価及び制御に関する研究

酸雨对生态系统的影响及其评价与控制研究

基本信息

批准号：
02202234
负责人：
青山勲
金额：
$ 1.92万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1990
资助国家：
日本
起止时间：
1990 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は酸性雨の降雨特性を地域的な気象特性との関係で、その実態を把握する事、植物に対する直接的な影響と土壌系の変質を介しての間接的な影響と資源植物の酸性耐性の遺伝学的研究、さらに酸性化された土壌や湖沼底質の保全、制御に関する解析と評価を行う事を目的とする。ここではそれらの研究の一部について報告する。1.酸性雨の化学的特性と浮遊状物質濃度の経年変化研究所に連続雨水採取装置及びアンダ-センサンプラ-を設置して、雨水、浮遊状物質を採取して分析した。倉敷地区の雨のpHは3.5ー6.5の範囲に及び、1990年の平均値は4.2で全国平均値と比べても低い値であった。pHは雨の降り始めから終りまでほとんど変化がなかった。硫酸や硝酸イオンは降り始めに高い濃度が検出された。浮遊状物質の経年変化については穏やかな周期性がみられた。2.酸性雨の植物生育特性に及ぼす影響評界植物は雨を受ける事によって乾物生産、気孔の状態変化、葉の伸長阻害、クロロフィル含量の減少、萎凋現象、気孔状態変化、葉の伸長阻害、クロロフィル含量の減少、萎凋現象、異常葉の発性等が起こり、また雨水の付着量が部位になって異なり、葉画ワックス溶出が起こった。3.土壌の酸性化で溶解するアルミニウム(Al)による植物の生理障害細胞の機能に及ぼすちlの影響を調べた。Al処理により、ミクロソ-ム画分のMgーATPaseの活性が明白低下した。またATPaseの至適pHは、コントロ-ル区では6をピ-クにpHの増減により低減により低下がみられた。4.酸性雨が根圏環境と微量養分吸収に与える影響評価オオムギ切断根を用いMultiーCompartment Transport Boxを用い、吸収溶液のpHを3ー7の間で変え、微量金属元素の吸収と移行について検討した。鉄の吸収と移行はpH3が最も大きく、Mn、Zn、Cd、NiではpH3で吸収、移行が阻害され、pH5ー7で増加した。

这项研究旨在了解与区域天气特征有关的酸雨的实际状态，并通过改变土壤系统的改变，对酸雨的当前状态，直接对植物的影响以及间接影响，并对资源植物的酸性耐受性进行遗传研究，以及有关酸性植物的酸性耐受性，分析和评估有关酸化的土壤和酸性土壤和湖泊阳离子的保护和评估。在这里，我们报告其中一些研究。 1。在酸雨的化学特性和浮动物质的化学特性中安装了连续的雨水收集装置和底面塞，并收集和分析了雨水和浮动物质。库拉希基地区降雨的pH值范围为3.5至6.5，平均值为4.2，1990年低于全国平均水平。从雨水开始到结束时，pH几乎不会改变。在开始掉落时，检测到高浓度的硫酸和硝酸盐离子。浮动物质的衰老衰老是温和的周期性。 2。酸雨对植物生长特征的影响。雨水导致植物经历干物质的生产，气孔状态的变化，叶片延伸的抑制作用，叶绿素含量的降低，枯萎现象，气孔状态的变化，叶片延伸的抑制作用，叶绿素含量的降低，枯萎现象，异常叶子的发育等，以及与落叶相差的雨水量相差。 3。我们研究了刺激对由于土壤酸化而溶解的铝（Al）引起的植物生理受损细胞功能的作用。 Al治疗清楚地降低了Mg-ATPase在微粒体分数中的活性。此外，通过减少pH值的降低或减少在6。4。降低ATPase的最佳pH值。评估酸雨对根际环境的影响和使用大麦切割根的痕量营养吸收的影响，研究了吸收溶液的pH值在3-7和7之间进行了更改，并研究了痕量金属元素的吸收和传递。铁在pH 3时的吸收和转移最高，在Mn，Zn，Cd和Ni的pH 3时抑制吸收和转移，并在pH 5-7时增加。