有機超伝導現象の解明

有机超导现象的阐明

基本信息

批准号：
01631004
负责人：
鹿児島誠一
金额：
$ 28.8万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1989
资助国家：
日本
起止时间：
1989 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は、第一に、さまざまの実験手法によって超伝導状態の特性を明らかにし、有機物質における超伝導現象の特徴を解明することである。第二には、有機超伝導体の開発指針を発見して、新しい超伝導物質を合成することである。本年度の成果は、以下の3項目にまとめらる。(1)超伝導状態の特徴の解明Kー(BEDT-TTF)_2Cu(NCS)_2における磁場侵入長の温度変化を、交流磁化率をとおして測定し、この物質の超伝導が「異方的超伝導」であることを強く示唆する結果を得た。また、臨界温度よりはるかに低い温度で、核磁気緩和率の異常な増大を発見していたが、これは第二種超伝導体の渦糸構造のダイナミクスが主要な原因であると考えられる証拠を得た。βー(BEDT-TTF)_2I_3では、110K付近でのアニール処理によって現れる、2Kの臨界温度をもつ超伝導相の特徴を調べた。未処理の場合に比べて、やや3次元性が増していることを発見し、2K相の性格について考察をすすめた。(2)電子状態と超伝導との関係の探求BEDT-TTF塩およびその類似物質で、常伝導相の電子状態を探った。特に、磁気抵抗の量子振動および、昨年度に発見した角度依存振動の測定が多くの物質で成功した。これらの物質では電子がフェルミ液体状態にあることをほぼ確実にしたと同時に、フェルミ面の3次元構造を探る実験手法を確立した。(3)新物質作成とその特性の解明EDT-TTF、MDT-TTF、BEDO-TTFなど、BEDT-TTFの類縁分子を用いて多様な錯体を作り、その電子物性を探った。

这项研究的目的是首先通过各种实验方法阐明超导状态的特征，并阐明有机物中超导现象的特征。其次，我们将发现开发有机超导体并综合新超导体的指南。今年的结果总结在以下三类中：（1）阐明超导状态的特征磁场渗透长度的温度变化在K-（bedt-ttf）_2CU（NCS）_2中_2测量了通过AC磁性敏感性，并获得了强烈的结果，该结果表明，该材料是“ Anis” and's and and's and's and's and's and and's and's and's and'an and'and and'an and'and and。我们还发现，在远低于临界温度的温度下，核磁弛豫率异常增加，这被认为是2型超导体涡流结构动力学的主要原因。在β-（BedT-TTF）_2i_3中，研究了2K临界温度的超导阶段的特征，在退火约110K左右时会出现。我们发现3D特性略高于未经处理的情况下的特性，我们建议考虑2K相的性质。（2）探索电子状态与超导性之间的关系，我们研究了使用BEDT-TTF盐及其类似物的正常传导阶段的电子状态。特别是，对去年发现的磁倍率和角度依赖性振动的量子振动的测量已经成功地使用了许多材料。使用这些材料，几乎可以肯定的是电子处于费米液态，同时，建立了一种实验方法来探索费米表面的三维结构。（3）创建新物质并阐明其特性，我们使用与BedT-TTF相关的分子创建了各种复合物，例如EDT-TTF，MDT-TTF和Bedo-TTF以及其他相关的分子，并探索了其电子特性。