子牛の健全発育に資する消化管微生物の積極的な定着コントロールに関する研究

胃肠道微生物主动定植控制有利于犊牛健康发育的研究

基本信息

批准号：
22H02488
负责人：
小池聡
金额：
$ 5.32万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本研究では自発的な固形飼料摂取が始まる前に粗飼料の早期経口投与を実施し、子牛消化管微生物の積極的な定着コントロールの可能性を探った。2022年度は20 頭のホルスタイン種の新生子牛を対照群と処理群の2グループに分け、粗飼料の経口投与以外は両群とも同じ給餌プログラムで飼養した。処理群の子牛にはチモシー乾草とオオバコ粉末の混合物を3 日齢から離乳する50 日齢まで毎日経口投与した。飼料摂取量と下痢の発生を毎日記録し、個々の子牛の体重 (BW) を毎週記録した。 7、21、35、49、および 56 日齢の子牛から新鮮な糞便を採取して、発酵パラメーターと細菌叢を分析した。処理群の子牛では、21日齢までの平均日増体量が対照群の子牛に比べて高値を示した。糞便の pH、総揮発性脂肪酸、乳酸およびアンモニア態窒素濃度は、繊維飼料の経口投与による影響は認められなかった。一方,プロピオン酸のモル比は7日齢で処理群で有意に高かった。繊維飼料の経口投与を受けた子牛の糞便細菌叢の構成は、生後21日まで対照群のそれとは明確に異なっていた。なかでも、乳酸菌およびPrevotella属の増加とClostridium perfringens の減少が顕著であった。これら有用菌の増加と非有用菌の減少は、21日齢での処理群の子牛の体重増加に貢献した可能性がある。また、子牛糞便を用いた試験管培養試験により、本試験で用いた繊維資料のうち、チモシー乾草が腸内乳酸菌の増加に寄与することが明らかとなった。本研究において、生後3日からの繊維飼料の経口投与は、哺乳期間を通じて子牛の体重増加および健康状態に悪影響は与えなかった。したがって、繊維飼料の早期経口投与は、新生子牛の腸内環境の改善に寄与し、新生子牛の成長成績を改善するものと考えられた。calf, early fiber feeding, hindgut environment, microbiota

在这项研究中，在开始自发的食物摄入之前，先进行了早期口服粗糙度，并探讨了对小牛胃肠道微生物的积极定殖控制的可能性。在2022财年，将20只新荷斯坦小牛分为两组：对照组和治疗组，两组在同一喂养计划下喂食，除了口服粗糙度给药。每天3天至50天的断奶中，给予治疗组中的小牛和车前草粉的口服混合物。每天记录腹泻的进食摄入量和腹泻的发病率，每周记录单个小牛的体重（BW）。从7、21、35、49和56天大的犊牛收集新鲜的粪便，以分析发酵参数和细菌菌群。在治疗组的犊牛中，每日平均增加至21天大于对照组。粪便pH，总挥发性脂肪酸，乳酸和氨氮浓度不受口服纤维饮食的影响。另一方面，在7天大时，治疗组的丙酸的摩尔比明显更高。接受口服纺织饲料的粪便植物群的组成显然与对照组直到生命的21天不同。其中，值得注意的是，乳酸细菌和普雷特氏菌属的增加以及灌木梭状芽胞杆菌的降低是值得注意的。这些有用的细菌的增加和不使用细菌的减少可能导致21天后治疗组的犊牛体重增加。此外，使用小腿粪便的试管培养试验表明，蒂莫西·海（Timothy Hay）有助于该测试中使用的纤维材料中肠道乳酸菌细菌的增加。在这项研究中，从出生后3天开始口服纤维饮食对整个喂养期的体重增加和健康没有不利影响。因此，人们认为纤维饮食的早期口服给药有助于改善新生儿犊牛的肠道环境并改善新生儿犊牛的生长性能。小牛，早期纤维进食，后肠环境，微生物群